加えて、「6年ぶりのTBSドラマの出演になりました。僕にとっては特別な場所で、何よりドラマデビュー作を監督した土井さんにまた声をかけていただけたことがとてもうれしいです。『ラストマン』初回ゲストに呼んでいただけたことが光栄です。たくさんの人に感動を与えられる作品になっています。楽しみにしていただけるとうれしいです」とメッセージを寄せている。
第1話。どんな難事件も必ず最後に解決させることから“ラストマン”と呼ばれていた全盲のFBI捜査官・皆実は、日本の警察庁とFBIの連携強化を目的に、期間限定で日本にやって来る。そして、皆実のアテンドを命じられたのは、警察庁人材交流企画室の室長・心太朗。誰よりも悪を憎み、犯人検挙のためには手段をいとわない刑事だ。2人の出会いは最悪だった。警察庁次長で心太朗の兄・京吾(上川隆也)が待つ皆実の歓迎式典会場まで、皆実をアテンドするのが心太朗の最初の任務。だが、その皆実が搭乗していた機内で暴行をはたらき、連行されていることを知らされる。急いで皆実を迎えに行く心太朗だが、向かった先はそば店だった。焦る心太朗をよそに、心を見透かしているかのような余裕を見せる皆実。挙げ句の果てに、式典では「世間をにぎわせている無差別連続爆破事件の犯人を逮捕してみせる」と勝手に宣言する。こうして、心太朗は皆実の身勝手な捜査に巻き込まれていくことになる。
無差別連続爆破事件は、捜査一課の刑事・佐久良円花(吉田羊)が率いる佐久良班も追っており、心太朗は捜査一課からも批判の的になる。しかも、皆実は捜査一課の見立てを真っ向から批判し、さらなる軋轢(あつれき)を生む。そんな中、新たな爆破事件が発生。皆実は心太朗と共に臨場し捜査に向かう。そこで、浮かび上がる事件の真実とは――。