宮沢の俳優デビューは、2017年10月期に放送したTBS系連続ドラマ「コウノドリ」。同局のドラマへの登場、そして「コウノドリ」「ラストマン-全盲の捜査官-」の両作で演出を務める土井裕泰氏との仕事もおよそ6年ぶりであり、初の「日曜劇場」枠への出演となる。

 宮沢が「ラストマン-全盲の捜査官-」で演じるのは、渋谷直子の息子・渋谷英輔(筒井真理子)。病気で働けなくなった直子と暮らしている英輔は、過去のある出来事をきっかけに鬱屈とした日々を送っている。マイノリティー(社会的少数者)である英輔はそのことにフラストレーションを抱えていた。そんな中、英輔は皆実と出会う。それぞれの置かれた立場や状況は違えど、マイノリティー同士である皆実と英輔。2人はどのように関わっていくのか注目だ。

 宮沢は、福山や大泉との共演について、「大泉さんは以前映画で共演したことがあり、NHKでも大河ドラマと朝ドラ(連続テレビ小説)で同じ時期に撮影していたので、よく廊下でお会いしていました。前に共演させていただいた時からずっと変わらず面白くて、今回もゲストの僕に居心地のよさをくださいました。福山さんは初共演だったんですが、圧倒的なオーラと貫禄がありました。初日は少し緊張していたのですが、福山さんから話しかけてくださり、いろいろとお話させていただきました。常に気にかけてくださり、楽しく現場に居られました」と感想を伝える。