最初はポストの記事から。

 古来から「女好きは長生きする」という俗説はあった。

 思うに、いくつになっても女性に興味を持てるというのは、身体が健康だからだろう。体調不良の時に、美女がせがんできても、その気にはなれない。若いころはそんなことはなかったが。

 ポストは、山形大学医学部看護学科の櫻田香教授たちのグループが調べた、「異性への関心が高い人は長生きする」という論文が、米科学雑誌『プロスワン』に掲載されていたと報じている。

 山形県内に住む男女約2万人を最大9年間にわたって追跡したという。40歳以上の男女、男性7668人、女性1万1386人を調査し、異性への関心が「ある」「ない」という二択の質問に回答してもらったという。

 男性の8.3%、女性の16.1%が「関心がない」と答えたそうだ。こうしたデータを分析した結果、異性に関心がない人の死亡率は9.6%、関心がある人は5.6%。

「異性に関心がなかった男性は関心があった男性に比べて、全死亡率のリスクが1.69倍高かった」(櫻田教授)

 しかし、女性は差がなかったという。

「ハーバード大学の研究によると、月に21回以上射精している男性は、月に4~7回の同年代男性に比べ、約22%、前立腺がんのリスクは低かったという結果が出ています。

 その他、カナダのローリエ大学から、出勤前にキスをして出掛けるカップルは、しないカップに比べ寿命が5年長いという研究報告が出ています。高齢者の性と健康寿命の関連については、今後も注目分野として研究が進むでしょう」(医療経済ジャーナリストの室井一辰)

 実際にSEXをしなくても、性的興奮を覚えるだけでいいそうだ。私は毎週、現代とポストのSEXYグラビアを見ているから、長生きするかな?