「喜多川氏による性被害の証言は以前から出ていたが、一部の週刊誌などが中心だった。メディアの取材や報道が十分だったのか。こちらも自戒し、今後の教訓としなければならない」(朝日新聞社説より)

 よくこんなことが書けると、感心してしまう。あんたんところの取材も報道も不十分どころか、知りながら何もしなかったではないか。

 よくいえたものだ、朝日よ、恥を知れといいたい。

 NHKはほんの少しこの件をニュースで流したそうだが、民法はだんまりを決め込んで恥じることがない。

 そんなにジャニーズ事務所が怖いのか? 民放の社長の会見で、誰か聞いた社はないのかね。

 元SMAPや嵐や、近藤真彦や田原俊彦、ジャニー喜多川のお気に入りだったといわれる東山紀之には、この件でインタビューしないのかね。

 孤軍奮闘の文春は、今週も8人目の被害少年の証言を取り上げている。彼は20代後半で、2000年代後半にジャニーズJr.として活動していたというから、それほど昔の話ではない。

 その彼は、自分は頑張っているのに、なぜ推されないのかと悩み、

「芸を磨いてファンを作っていくより、ジャニーさんと性的な接触をして、関係を作らないと先に進めないんだ、みたいな思考になっていって。そのために、すごく色んな手を使ってアクセスしようと思っていました」

 と語っている。

 ようやく鍵を手に入れ、喜多川のマンションに泊まることができた。