パーマには様々な種類があります。今回は一般的なパーマの種類や方法、細かいパーマなのか、強めのパーマなのかなどといった仕上がりの特徴をご紹介していきます。またパーマの名前が分からない場合、どんな風に伝えればいいのかについても御紹介していきますよ!

パーマをかける方法は?

パーマをかける方法①ホットパーマ

パーマの種類7選!デザインパーマなど名前がわからない際の伝え方を紹介
(画像=『BELCY』より引用)

パーマをかける方法、1つ目にご紹介するのは「ホットパーマ」です。ホットパーマとは熱を加えるパーマの総称のことで、「デジタルパーマ」がその代表となります。熱を加えることで、パーマがかかりにくい人でもしっかりかかり、スタイリングが楽なのが特徴です。

パーマをかける方法②ナチュラルパーマ

パーマの種類7選!デザインパーマなど名前がわからない際の伝え方を紹介
(画像=『BELCY』より引用)

パーマをかける方法、2つ目にご紹介するのは「ナチュラルパーマ」です。熱を加えるホットパーマとは違い、薬剤の力のみでパーマをかけるのがナチュラルパーマです。2種類の薬剤を用いるのが一般的で、最近では傷みにくくするために工夫されたナチュラルパーマも登場しています。

パーマをかけた後に重要となるのが朝・夜のお手入れです。

パーマの種類7選【強め・細かい編】

強め・細かいパーマ①普通のパーマ

パーマの種類7選!デザインパーマなど名前がわからない際の伝え方を紹介
(画像=『BELCY』より引用)

普通のパーマとは昔からよく行われている、オーソドックスなパーマのことで、オーダーがわからない時は「普通のパーマをかけて下さい」と注文すれば、このナオーソドックスなパーマをかけてもらうことができるはずです。デザインパーマという種類のパーマになります。

非常にオーソドックスなパーマのかけ方なので、使うものはロッドと薬剤です。髪の毛の毛先からロッドを巻きつけ、薬の力を使って髪の毛にパーマをかけていきます。最初に1液と呼ばれる薬を髪の毛につけ、時間をおいてから、2液と呼ばれる薬をつけます。

正式名称は、「コールド2浴式パーマネントウェーブ」といい、名前の通り、コールドパーマになります。サロンによって名称が違ったりしますし、名前をつけていないサロンも多いですから注意しましょう。

強め・細かいパーマ②デジタルパーマ

パーマの種類7選!デザインパーマなど名前がわからない際の伝え方を紹介
(画像=『BELCY』より引用)

デジタルパーマは、今までご紹介してきた薬剤を使うパーマにプラスして熱の力を加えたパーマになります。薬剤の力だけでなく、熱の力を加えることによって、より強力なパーマをかけることができます。ただ、一度デジタルパーマをかけると、毛先も根元もかけた部分に別のパーマはかけられません。

デジタルパーマには、普通のパーマに使っていたロッドではなく、特殊なロッドを用いります。金属でできており、機械と繋げることで、ロッド自体が温まり、髪の毛に熱を加えることができます。それにプラスして薬剤も加えますから、普通のパーマより強いパーマができるのです。

デジタルパーマは巻き髪のようなパーマを唯一作れるパーマの種類です。また、デジタルパーマは乾燥するとパーマのカール感が強くなります。普通のパーマは、水分を含むとカール感が強くなる傾向にありましたが、デジタルパーマは乾くとカール感が強くなる特徴的なパーマなのです。

パーマの種類7選【弱め編】

弱めのパーマ①コスメパーマ

パーマの種類7選!デザインパーマなど名前がわからない際の伝え方を紹介
(画像=『BELCY』より引用)

コスメパーマとは、先程ご紹介したナチュラルパーマの薬剤が、普通の薬剤とは違う、「カーリングローション」と呼ばれるものを使うパーマのことを指します。このカーリングローションは化粧品登録されているため、毛先などに表れる髪の毛へのダメージが普通の薬剤より少ないのです。

そのため、ダメージを受けたような髪の毛にパーマをかける際には向いています。ただ、はじめてパーマをかけるようなバージンヘアには、薬剤の強さが弱いので、パーマがかかりにくい傾向にあります。オーダーがわからない場合は注文する際に、「痛みにくい薬剤にしてほしい」と伝えれば、このパーマをかけて下さるでしょう。

コスメパーマの方法は、普通のパーマと変わりません。使用する薬剤が違うだけなので、毛先からロッドを巻いて、そこにカーリングローションを流します。化粧品登録されている薬剤なので、普通はカラーを入れた日にパーマをかけることが薬事法によって禁止されているのですが、このパーマなら可能です。

弱めのパーマ②エアウェーブ

パーマの種類7選!デザインパーマなど名前がわからない際の伝え方を紹介
(画像=『BELCY』より引用)

エアウェーブとは、特殊な機械を使用してパーマをかける方法を指します。毛先から髪の毛を極度に乾燥させることによって、弱い薬剤でもしっかりとカール感を出すことができ、髪の毛にダメージをかけにくくすることが可能なパーマになっています。

エアウェーブは、1液と2液を髪の毛に染み込ませている途中の行程で、専用の機械を使って髪の毛を乾燥させていきます。先程ご紹介したクリープパーマも髪の毛を乾燥させるパーマでしたが、それ以上にエアウェーブは髪を乾燥させガラス化という状態にしていきます。

このガラス化が起こることによって、髪の毛が毛先からしっかりガードされ、髪の毛へのダメージを防ぐことができるのです。パーマは一昔前だと、かなり髪の毛に負担をかけるものでしたが、最近ではエアウェーブのように髪にダメージを与えにくいパーマが開発されてきているのです。

弱めのパーマ③ロボットパーマ

パーマの種類7選!デザインパーマなど名前がわからない際の伝え方を紹介
(画像=『BELCY』より引用)

ロボットパーマとは、低温のデジタルパーマを指します。名前は違いますが、デジタルパーマであることに違いはありません。そのため、かけ直しは同じロボットパーマでなくてはなりません。低温でデジタルパーマをかけるので、毛先も傷みにくいパーマができます。

ロボットパーマの方法はデジタルパーマと同じです。ロボットパーマは、デジタルパーマに使用している機械の温度を低温に設定しているだけなので、やり方や手順は全く同じなのです。

ロボットパーマは温度を低くしている分、普通のデジタルパーマよりもゆるっとしたカールの質感になります。ただ、デジタルパーマ特有の巻き髪っぽいカールの質感は出るはずですから、わからない場合はゆるい巻き髪みたいなカールにして欲しいとオーダーすればよいでしょう。