東内
もう、驚きの連続。ゴールデンはテレビのコマーシャルで見るようにおとなしくて人なつこい、おっとりした犬かと思っていたら、子犬時代のエネルギーはすごくって!何でもカミカミするし、坂道で引っ張られて転びそうになったり。こちらも慣れない飼い主なので大変でした。
中嶋
うちのアトムも同じ。先住犬のラミイがなぜかゴールデンが好きなので、見た目が黒いゴールデンみたいなアトムはいいかなと思ったんです。おとなしそうだし。ところが連れて帰ってきたらすごい暴れん坊!
牧本
娘が選んだから全くこの犬の性格とか知らなくて、獣医さんにいろいろ聞きました。コッカーは見かけに寄らず、元気でやんちゃな子が多いらしいです。それに皮膚が弱いからブラッシングをしっかりしてあげることと、垂れ耳だから毎日耳の手入れしてあげること。それが大変といえば大変ですね。
大石
ラブは想像以上に大きかったですね。性格甘え上手で、人の心がわかるような気がします。私たちが食事してるときはちゃんとオスワリしてて、終わったとたん遊ぼう遊ぼうってやって来る。散歩をするのも苦になりません。前の柴犬のときはキッとしてるっていうのか、忠犬という感じがして、ただただ犬を散歩させているだけだったのが、ラブは全然違いますね。私の顔を見るし、それを見て私も「あぁいい子ね、アンジェラ」なんてね。一緒に歩いているという実感があります。1時間なんてあっという間に過ぎちゃいます。
ワン子育て七ヶ条
犬の寿命は長くて15年ぐらい。最後まで責任を持って飼うために、飼い主自身が15年後には何歳になっているのかまで考えておきたいものです。万一、病気やケガなどの場合、一時的にでも世話を頼める人がいるかどうかなども考慮しましょう。
村井
そうそう!うちも。前の犬は引っ張って、ついて来いついて来いっていう散歩。今はウォーキングの仕方を両方とも分かってるから、お互いに楽しんでいる感じです。私が早歩きするとこの子もするし、ちょっと疲れてるときには「このスピードでいい?」って犬に聞きます。前は義務感で散歩してたけど、今はすごく喜んでいるのが分かりますからね。
ワン子育て七ヶ条
犬を飼うためには抜け毛は避けられない問題です。特に抜け毛の多い犬は、毎日こまめなお手入れが欠かせません。専用のブラシを用意したり、スプレーをかけてからブラッシングするなどの工夫しましょう。抜け毛対応の強力な掃除機や、スポンジなどの掃除に役立つグッズも便利です。
やんちゃな犬もかわいいものですが、体力の衰えた中高年にとっては持て余すこともあります。散歩ひとつにとっても、引っ張りグセがあると大変です。子犬のときからしつけ教室に通い、基本的なしつけを身に付けておきましょう。時間がかかるようでも結果的には飼い主にとっても楽になります。
大石
とんでもない、しつけ教室に通うまではそうじゃなくて、あっち行ったりこっち行ったりジグザグ歩きばっかり。それに犬を家の中で飼うなんていう習慣はなかったし、どうしたらいいんだろうといろんな本を読んでたときに中塚先生を知って。「ほめて育てる、そんなバカな」と思いましたよ。でも一度お会いしたいな思って来てみたんです。そしたらアンジェラの目がカッと開いたんですね。それまではオスワリさせてもフーンという感じだったのが、私を見る目が全然違う。キラキラして!前の柴犬でも教えてもらっていたらもっと楽しかったと思うと残念です。
村井
うちも以前は外飼いだったから、室内飼いはわからなくて、飼って4日目くらいに中塚先生に家に来ていただいたんです。居場所をどこにするとか、トイレのしつけ方とか、具体的に教えてもらいました。そのとき、「犬がしたいと思う場所にトイレを置いてあげればいいんですよ」という言葉を聞いて、目からウロコでしたね。どうしてもイヤなことしたときに叱ってしまいがちだけど、いいことをしたときにほめてあげる方が人間も犬も気持ちいいって教えてもらいました。もっと早く知ってたら子どものしつけに役立ったのに(笑)。
牧本
家の中で飼っていると、喋ってることをじっと聴いているようだし、私たちもモカのことがよく理解できるし。やっぱり室内飼いでこそ、コミュニケーションがとれますよね。
中嶋
私は何も分からなかったのでぺピイで教室を知って、お世話になりました。ラミイを連れて毎週通いだしたころ、みんなに「賢いね、どうしたらこうなるの?」と聞かれたり、犬が嫌いな人にも「ラミイちゃんはかわいいわ」って言われてうれしかったですね。あんなに犬が嫌いだったのが今ではうそみたい。
東内
私はまだそこまでいってないですね。すごく強情な犬で、手を焼いています。でも、しつけ教室に通い始めて、一緒に飼ってる方たちからおもしろさを教えてもらって、今はまってます。
牧本
以前のハスキーは訓練に預けてたんです。一緒に訓練を受けたんじゃないから人を見ていましたね。主人が一番、私なんかなめられちゃって。一番かわいい盛りに2~3ヶ月離れてしまうのも残念でした。モカを飼ってみて、しつけは一緒に習う方が犬にも飼い主にもいいと、つくづく思います。
ワン子育て七ヶ条
子犬が来たら何かと気にかかっててひとりにさせられないものですが、短時間の留守番は子犬のころから慣れさせておくほうがいいでしょう。動く場所が広いと興奮しすぎることがあるので、サークルやゲートで居場所を制限しトイレや水を用意します。退屈しのぎに安全で長時間遊べるおもちゃを置いておくのもいいでしょう。丸一日を超える長時間の留守番をさせるときにはペットシッターを頼むなどしましょう。
村井
留守番をさせるとき、好きなものをあげてから出かけるようにしているんですが、たまたま忘れた日にウンチ攻撃されました。帰って電気のスイッチをいれて一歩足を踏み入れたら、そこにウンチをしてるんですよ。
東内
私はまだ、心にひっかかって長時間の留守番はさせられないんです。お買い物にはしょっちゅう出てるんですが…。泊まりがけの旅行などには気軽に出かけられなくなるんじゃないかと心配です。
牧本
オスは留守中にマーキングをして困るという話も聞きますね。うちは去勢をしたので、家の中では全然しませんが、娘のところは去勢していないのでマーキングするんですよ。前の犬のときは傷付けるような気がしてかわいそうな気もしましたが、今はむしろしなかったから腫瘍が出たのかなとも思います。
中嶋
うちも避妊・去勢手術は済ませてます。しつけ教室の方は済ませてらっしゃる方が多いようですよ。