小西が演じるのは心の元カノ・大森りんご。ある日突然、心の家に転がり込んだりんごは、心から彼女がいることを告げられるも、心の優しさにつけ込み家に入り浸る。そして、小夜と順風満帆な生活を送っていた心を惑わせ、2人の幸せな日常をかき乱していく。だが、そんなりんごにも、他人にはなかなか言えない抱え込んでいる悩みがある。表向きには自由奔放に見えるが、実は繊細な部分があって悩みを抱えるりんごを、小西がどのように演じるのか注目だ。
一方、田辺が扮(ふん)するのは、彼氏である心をいちずに思い続ける心の今カノ・上条小夜。心とは付き合い始めたばかりで、幸せな日々を送っていた。しかし、ある日から心の言動に不安・不信感を抱き、そこから心の元カノ・りんごの存在に気付いてしまう。恋愛経験が浅く奥手な小夜は、傷つくのを恐れ、心と向き合えずにいる。彼氏のことを好きだからこその悩み、葛藤を抱えた小夜がどのように自身の殻を破っていくのかも見どころだ。
小西は「今回お話をいただいて、素直にとてもうれしかったです。原作のりんごちゃんは、言動がめちゃくちゃなのにどこか憎めない魅力があって、かわいらしさが漫画からも生き生きとあふれ出ていたので、実写で演じるのが私でいいんだろうか?という不安もありました。ですが、監督をはじめ、キャスト・スタッフの皆さんと撮影前に丁寧に準備をすることができたので、不安を取り払って、等身大の女の子の生きざまをお届けできるよう、楽しみながら全力を尽くしたいです」と意欲を燃やす。