横浜地方裁判所みなと支部の判事(裁判官)・諸星美沙子役の吉瀬は、「“氷点下100℃の女”と言われて、今日もキンキンに冷えてこうやって座ってしゃべらせていただいて(笑)。キンキンに冷えておりますが、現場は和気あいあいとして、楽しいくやらせていただいております。本当に面白い作品だと思いますので、ぜひ皆さんご覧になってください」と呼び掛けた。

 加えて、「判事役で難しいセリフがあるのでは?」との質問に、「今思い出すのもちょっと難しいくらい(笑)。“捜索差押許可状(そうささしおさえきょかじょう)”って言ってみてください」と桐谷に振り、少々かみつつもなんとか言うことができた桐谷に「初日にすごい長いセリフを言った時に、桐谷さんが優しいから『何回でも付き合いますし』って言ってくださって。『楽しい現場が好き』とおっしゃってくださって、何回もやらせていただきました(笑)」と振り返り、感謝した。

 横浜地方検察庁みなと支部の検事・二階堂俊介役の北村は、「こんなに華やかな舞台を用意していただいて、本当に光栄でございます。ちょっとずつ皆さんずれているんですよ、この登場人物は。それも群像劇になっておりまして、本当に1人でも多くの方に見ていただきたいなと思っております」と語った。

 さらに、仕事の都合で会見に参加できなかった、横浜みなとみらい署強行犯係の係長・江戸一役の古田新太が、ビデオコメントで登場。古田は「そちらに伺いたかったんですけど、どうしても忙しくて。“貧乏暇なし”とは、こういうことですわ。ハハハ」と話し、会場を沸かせ、桐谷の座長ぶりを「素晴らしいですよ。健太はもう十何年も付き合いがあるんですけど、立派な座長になったなあと思いますね。本当に周りに気を使う。今日もセットの外に駄菓子屋さんを用意して、みんなを喜ばせていましたね」と画面越しにコメントを寄せた。