5月5日は子どもの日です。子どもの日には、お子さまの健やかな成長を願い家族でお祝いをする習慣があります。そんな、子どもにとっても家族にとっても大切な節目である日には、すてきな写真も残したいですよね。
そこで今回は、「子どもの日には何をするのか」また「子どもの日におすすめの写真の撮り方」をご紹介します。
[講師]フォトグラファー aimi
子どもの日って何をするの?
まずは、子どもの日とはどういった日なのか、また何をする日なのかをご説明します。無理なくできる範囲で用意をして、お祝いしましょう。
子どもの日(端午の節句)とは
5月5日の子どもの日は、もともとは「端午の節句」と呼ばれ、男の子の成長を祈る行事の日でした。しかし、現代に入り「男女の区別なく子どもの幸福を願いお祝いする日」として国民の祝日に定められ、「子どもの日」と呼ばれるようになりました。
また、子どもの日は子どもの幸福を願うとともに母に感謝する日でもあります。家族みんなでお互いを思いあう大切な祝日なのです。
子どもの日のお祝いには何が必要?
子どもの日のお祝いには、こいのぼりや五月人形を飾ります。
こいのぼりは力強い成長の象徴として、また五月人形は厄除けの意味合いが込められています。
子どもの日のお祝い方法
子どもの日には、かしわ餅やちまきを食べてお祝いします。
かしわ餅は子孫繁栄の象徴として、ちまきは災い除けとして食べられるようになりました。
また、子どもの日には菖蒲の葉を入れた「菖蒲湯」につかる習慣があります。「勝負」「尚武」と同じ響きの菖蒲を使用することで、子どもの健やかな成長を願います。
子どもの日の写真撮影
成長を願う子どもの日は、写真撮影に最適です。また、子どもの日を象徴するものを多く使ってお祝いをするため、「子どもの日らしい写真」を簡単に撮影できます。
ぜひ家族そろってお祝いをしながら、写真撮影も楽しみましょう。
子どもの日の写真はこう撮ろう!
続いて、子どもの日の撮影はどういったシチュエーションで、またどういった写真を撮ると良いのか、おすすめをご紹介します。
子どもの日の撮影におすすめの服装
こどもの日には、お気に入りの服を着て撮影しましょう。家族で色味を合わせると、まとまりのあるおしゃれな写真が撮れますよ。
また、男の子は羽織袴があればさらに子どもの日らしさが増します。ロンパース仕様のものや、簡単に着られるタイプもおすすめです。
▼ロンパースタイプの羽織袴
子どもの日の撮影におすすめの場所
子どもの日の撮影は、まずは自宅で行いましょう。五月人形やこいのぼり、子どもの日ならではの食事の様子を写真におさめます。
家の中でも、昼間に窓に近い場所で撮影をすることで、太陽光を使ったきれいな写真が撮れます。ポイントは、光を被写体の横から、もしくは斜め後ろから当てることです。少し角度を変えるだけで写真の仕上がりが大きく変わります。いろいろな角度で試してみてくださいね。
また、天気が良ければお気に入りの公園や遊び場所での撮影もおすすめです。元気に遊ぶ姿は、まさに子どもの日を象徴する写真になります。
子どもの日の撮影におすすめのグッズ
男の子は、五月人形のかぶとをかぶって撮影すると子どもの日らしい写真が撮れます。また、かぶとをかぶるのが難しい場合は、布でつくったかぶとを代用しましょう。布かぶとは、特に初節句(生まれて初めての子どもの日)の場合におすすめです。
また、手持ちサイズのこいのぼりも、子どもの日に最適な撮影グッズのひとつです。
お子さまと一緒に手づくりするのもおすすめですよ。こちらのブログでは、手づくりかぶとのつくり方を丁寧に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
子どもの日の撮影におすすめのポーズ
子どもの日の写真は、子どもらしい自然なポーズで撮るのがおすすめです。かぶとをかぶったときには「かっこいいね~!」と声をかけましょう。自然とかっこいい表情やポーズをとってくれます。
また、そのときどきに好きなおもちゃで遊んでいる姿や、好きなものを食べている姿も撮っておきましょう。毎年撮影をすることで、いつか見返した時に楽しい成長記録になりますよ。