――なかなかクセのあるキャラでした。嫉妬深いところとかもあって。

夜道:普通に考えたら「もっと素直になればいいのに」「もっとやりようあっただろう」って思っちゃうんですけど、そんな不器用さもよかったです。主人公とのラブストーリーもいじらしいというか、強気な女性に見せかけて意外と言えない部分もあるんだなと(笑)。ヒロインの「沙代」も観ていてジレったいところがありましたが、そこは彼女の人とうまく関われず心を閉ざしちゃった部分だし、実際に自分が同じ立場で想像すると、少し共感できる部分もありました。

「忍者役は本当に憧れ」夜道雪が語る映画『妖獣奇譚/忍者VSシャーク』の魅力の画像3

――変な話ですが、ジャンル映画の要素を詰め込みまくった本作を、めちゃくちゃ真剣に観てくれたんですね(笑)。

夜道:観ましたよ! 忍者役は本当に私の憧れなので。今回の映画は忍者装束のマスクもカッコよかったです。