本作への出演について、秋元は「(台本を読んで)渉さんが何を考えている人なのか、どんな人物なのかとても気になりました。裁判所でのシーンなど、どんな感じになっていくのかとても楽しみでした。裁判では争い合っている渉さんとまどかですが、演じるお二人ともとても気さくで明るく、楽屋などではワイワイお話させていただいています。シリアスなシーンとのギャップがとても面白いです。福士さんは笑顔がとてもすてきで爽やかだし、玄理さんも今回役柄との関係もありますが、とても頼もしくて現場が楽しいです。『本番』と声がかかる瞬間に、キリッと弁護士の顔つきになるお二人がすてきです」と撮影現場の雰囲気を伝えた。さらに、「どこか優柔不断で、もろい弱さなどを併せ持つ女性を演じられたらと思っています。1話の終わり方が気になりすぎますね! 監督、スタッフ、俳優陣の愛と熱意がこもった作品になっています。私も携われて光栄です。たくさんの方に見ていただけたら幸いです!」と役どころに触れ、期待を込めた。

 その沙耶の祖父・水元啓太郎に扮(ふん)する前田は、「今までの弁護士ドラマと180°違って、かつ面白いと思った。才能があるものは自分の才能をひけらかさない!と言いますが、このドラマは正義感をひけらかさないところが、感じがよく今風ではないかと。(共演者の)皆々さまが若さいっぱい、一生懸命。特に明るいところがいい。楽しかったです。初めての無口な老人役なので…前田吟の別の一面を出したつもりです。日本の社会の今をドラマで見てほしい!!」と作品の魅力を語った。

 そして、謎の詐欺師・梶原雄二役の大高は「(台本を読んで)世の中、本当に悪いヤツ、たっくさんいます。こんなふうにとっちめてくれる人求む! 福士蒼汰くん! 最高です、撮影中もなんやかんや楽しくお話させてもらいました。男前です! オラの登場シーン、ファーストカット見てください! 痛快な展開が待っています!」と猛アピール。