◆岡田惠和が描くオリジナルストーリー

ドラマのあらすじを読んで思い出したのが、岡田氏が過去に手掛けたドラマ『彼女たちの時代』（1999年）。深津絵里、水野美紀、中山忍の3人が、友情を育みながら漠然とした冴えない日常から抜け出そうとする物語でした（この作品の影響で、バックストリートボーイズを好きになった人も多いはず！）。

ドラマ『最後から二番目の恋』『この世界の片隅に』『ひよっこ』や、映画『いま、会いにゆきます』などを代表作にもつ彼が描く登場人物の多くは、とくに目立つこともない、市井の人々。良いことも悪いこともあって、迷ったり傷ついたりしながらも、人間らしく懸命に生きていく。そんな様子をリアルに描くのが岡田脚本の魅力だと思っています。今回も、そんな物語に期待！スタートは4月30日（日）と少し先になりますが、今から放送を心待ちにしています。

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今回ご紹介した3本以外にも、プライム帯から深夜枠まで気になるドラマが本当に目白押し！くまなくチェックしたいと思います。

＜文／鈴木まこと＞

【鈴木まこと】

tricle.llc所属。雑誌編集プロダクション、広告制作会社勤務を経て、編集者／ライター／広告ディレクターとして活動。日本のドラマ・映画をこよなく愛し、年間ドラマ50本、映画30本以上を鑑賞。Twitter：@makoto12130201