今日の難解漢字は
「聶聶」
「云々」
「煙管」
「入水」
「巫山戯た」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
1つ目の漢字は「聶聶」です!
難読漢字クイズです。
今回の問題は「聶聶」!
みみみみみ…果てしなく「耳」が出てきました。
さあ、あなたは何と読みますか?
「聶聶」の読み方のヒントは?
ヒント1.「聶聶」をひらがなにすると、「〇■〇〇ょ〇」6文字になります。
ヒント2.「聶聶」は、とても静かな様子です。
ヒント3.クラシックコンサートや儀式中では、誰もが「聶聶」としているはず。
正解は…
正解は…
「しょうしょう」でした!
「聶聶(しょうしょう)」という言葉は、耳を寄せ合い小さな声で話す様子をあらわしています。また、ととのえるという意味もあります。
イメージが似ている日本語は、「密やかに」「粛々と」「ひそひそと」などです。
「聶」の音読みは「ショウ」と「ジョウ」、訓読みは「聶く(ささやく)」、18画の漢字です。
「聶く」と「囁く」
「聶く」は、「囁く(ささやく)」の原字です。
このように同じ漢字を3つ重ねた漢字を、「品字様(ひんじよう)」といいますよ!
現代の日本で見る機会はあまりない漢字ですが、中国系の名前によく使われます。
ちなみに、入眠時に足がムズムズ、ザワザワするレストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)、睡眠中に足がピクピクしてしまう周期性四肢運動障害を、「四肢聶聶動」と呼ぶことがあります。
2つ目の漢字は「云々」です!
「云々」と書いて、なんと読むか分かりますか?
実は色々な所で見る「々」という漢字は、漢字自体には読み方が無く繰り返し記号です。
一般的には繰り返すという意味の記号で、人々(ひとびと)佐々木(ささき)など同じ音を繰り返します。
だからといって、「云々」は(いい)ではありません。
しかも「云々」はちょっと訛っています。
さて、「云々」と書いてなんと読むでしょうか?
「云々」読み方のヒントは?
「云」は訓読みでは「い(う)」と読みます。
そして音読みでは(うん)と読みます。
でも、(うんうん)とは読みません。
小説などで「云々」という漢字を見たことがありませんか?
「家庭の事情云々で、妻が実家に帰っています」
など、ぼかした感じで文章を省略できる素敵な言葉です。
「まあ色々ありますよね!そこは察して欲しい」という事も相手に伝わります。
もちろん耳障りも悪くありませんから、使いこなせると色々と便利ですよ。