転職を考えている30代前後のOLさんが取るべき資格ってなに?
以下、紹介する職業はどれも資格が必須であり、かつ資格取得の難易度も容易でないものがほとんどです。
しかし、資格を取得することができたら転職のチャンスが拓け、安定した雇用形態で働ける可能性のある職業となっています。
「新しいことをはじめてみたい」、「将来が不安」、「今の仕事ではスキルが身に付かない」などといった不安を抱えている方の参考になれば幸いです。
学校の先生
小学校、中学校、高校の教員になるためには、教育免許が必要です。
「教員免許を取得するためには4年制大学に再入学しないといけないの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
既に4年制の大学を出ている方は、通信制を利用すれば、最短2年で免許を取得することも可能です。
教職は子どもたちの成長をサポートする仕事でやりがいもありますし、待遇面でも安定しています。
時には、子どもや保護者の悩みに寄り添うことが求められる教員は、ある程度成熟し、人生経験が豊富にある30代前後の女性はピッタリなのです。
ここ数年、日本において教員の人手不足がニュースになっていますので、採用枠は地域にもよりますが比較的広いと考えてよいでしょう。
筆者の知人にも一般企業を辞めて、母校の教職課程を履修している人がいます。
図書館の司書
図書館の司書の資格は大学、及び短大で必要な科目を履修する、もしくは司書講習を修了することで取得できます。
仕事に就かれている方には、司書講習で資格を取得されることをおすすめします。
図書館司書の雇用形態として非正規が目立ちますが、歳をとっても働きやすく、60歳以上で司書として働いている方も多くいらっしゃいます。
司書の勤務先には公立図書館、学校図書館、大学図書館、博物館付属の図書館などがあります。
子どもの好きな方は学校図書館で働いても楽しいでしょうし、比較的静かな環境で勤務したい方は博物館付属図書館や大学図書館などを選択されると良いでしょう。
介護事務
企業で事務職として働かれている女性はたくさんいらっしゃいます。
事務職として働かれてきたスキルを活かせる仕事の一つに、介護事務があります。
介護事務とは介護施設に勤務し、受付、介護報酬請求業務などを行う仕事です。
専門性のある職なので、事務のなかでも給与が高いですし、事務未経験の方でも資格を取得すれば事務職に就ける可能性が拓けます。
介護事務は資格が必須ではありませんが、スクールや通信講座を取得してから、求人に応募する方が多いです。
少子高齢化社会と言われる日本において、介護事務の需要はますます高まるでしょう。
歯科衛生士
歯科衛生士になるためにはスクールに通い、資格を取得する必要があります。
働きながらスクールに通うことは容易ではありませんが、夜間コースを設置しているスクールも少なくなく、転職を志す方や、手に職をつけたいと考える方たちが歯科衛生士を志して努力されています。
歯科衛生士は都心部だけでなく、地方においても仕事がありますし、休日もとりやすく、働きやすい環境です。
歳を重ねても務めることができ、50代、60代になっても活躍されている歯科衛生士さんは少なくありません。
この記事をご覧頂いている30代前後の女性のなかには、「もう20代じゃないし」、「いまから業種を変えるなんてムリ」とあきらめかけている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、「人生100年時代」といわれ、さらには結婚後も働くことが一般的になっている現代社会において、「30歳だから遅い」なんてことは全くありません。
他業種への転職であっても、これまで社会で働き、人間関係を築いてきた30歳前後の女性だからこそ求められる部分もあるのです。
提供・Rolmy
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