毎夏に開催され、好評を博している「フェスタサマーミューザKAWASAKI 2023」のラインナップが発表になった。本年の合言葉は「お待ちどうサマー♪」で、会場に足を運び、演奏やお祭り感を楽しむ本イベントの本来の楽しさが満喫できるプログラムが揃った。

本年は、“目の前で生まれる一期一会の音楽をライヴで楽しむ”というシンプルな喜びを改めて音楽祭の柱に据え、感染対策のために控えてきた従来の“お祭り感”もサマーミューザに戻ってくる。

開幕を告げるオープニング・ファンファーレが4年ぶりに復活。ホール正面入口前の歓喜の広場で開催され、ライヴ配信も行われる。

7月22日の開幕は、ジョナサン・ノット&東京交響楽団。プログラムはチャイコフスキーの交響曲3番『ポーランド』&4番で、ノット自身が密かに意欲を燃やしていたチャイコフスキーの交響曲は、本邦初お披露目となる。

7月26日は、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団&常任指揮者・高関健の名コンビで贈るオール・アメリカン・プログラム、28日は、東京都交響楽団・音楽監督9年目の大野和士が2015年以来、8年ぶりにサマーミューザに再登場。29日はNHK交響楽団のロシアン・プログラムが行われる。