「バラエティ人気は抜群の相葉さんですが、俳優としてはあまり結果を出せておらず、厳しい視聴率となった2017年の『貴族探偵』(フジテレビ系)を最後にゴールデン・プライム帯の連ドラから遠ざかっています。その後は2018年の『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)、2021年の『和田家の男たち』(同)で“格落ち”ともいえるナイトドラマ枠の連ドラに挑戦しましたが、いずれも評価は芳しくありませんでした。また、昨年は8年ぶりの映画主演でホラー初挑戦となった『“それ”がいる森』が公開されましたが、脚本や演出のチープさのせいもあって酷評の嵐となり、興行収入も振るいませんでした。どの作品も相葉さんに責任があるとは言い切れない部分もあるのですが、長らくヒットが出ていないため、今作も当たらないのでは……と不安視されているんです」(ジャニーズに詳しい芸能記者)

 今作は単発ドラマながら、毎回のように高視聴率を叩き出しているTBSの看板ドラマ枠「日曜劇場」と同じ時間帯に放送されるため、もし視聴率が悪いと余計に目立ってしまい、相葉の俳優としての評価に大きな傷がつく恐れがある。だが、逆に言えば今作が好評となれば「俳優・相葉雅紀」に改めて光が当たり、良質なドラマや映画のオファーにつながっていく可能性がある。

 いずれにしても、今作は相葉の俳優としての大きな分岐点になりそうだ。