16.四間道
名古屋城のふもとを流れる堀川の西側にあるのが、ゆったりとした散策が楽しめることで人気の「四間道(しけみち)」。江戸時代の初め・慶長15年(1610年)、名古屋城の築城に合わせて始まった清須越(きよすごし=清洲から名古屋への都市の移転)にともなってつくられた商人町です。
四間道という名前は、元禄13年(1700年)に起こった大火の後、防火の目的と旧大船町商人の商業活動のために道路幅を四間(約7m)に広げたことに由来すると言われています。石垣の上に建つ土蔵や町家の景観を楽しめるほか、フレンチやイタリアン、和食にカフェとグルメスポットも豊富。お散歩デートで立ち寄って、ランチやディナーをするのもおすすめです。
17.名古屋城
”金のシャチホコ”がのる大天守閣の最上階からは、名古屋市内を一望できる名古屋城。その他の階では名古屋城の歴史を伝える展示が見学でき、実物大の金のシャチホコに乗ったり、城下町を再現したフロアを歩いたり。このフロアでは夜明けから日没までを光などで表現し、城下町の一日を体験することができます。
そして本丸御殿は必ず訪れましょう。豪華絢爛、ゴージャスな金箔のふすま絵は感動ものです!夜のライトアップでは暗闇に浮かぶ城が幻想的で、夜さんぽにもおすすめ。
18.有松宿
令和最初の日本遺産に認定された町「有松」。江戸と京都を結んだ旧東海道沿いの集落で、絞り染めの産地として栄えました。
名鉄「有松駅」を降りた県道222号線(旧東海道)沿いには、卯建(うだつ)を設けた瓦の屋根、塗籠造(ぬりごめづくり)、虫籠窓(むしこまど)といった特徴を持つ伝統的な建築物と町人が住んでいた町屋が立ち並び、約1kmにわたって有松の町並を形成しています。
「有松・鳴海絞会館」などの施設や、見学できる家もあるほか、古い町家を利用した有松絞り店、パン屋さん、カフェなどもあります。名古屋市内にこのような場所が残っていることには、名古屋市民でも驚くそうです。