山本は「前作はちょっと探り合って芝居するっていう感じだったんですけど、今ではアドリブも結構やっています。そういう空気感が出来上がっているからすごくやりやすい」と話すと、松島からは「生瀬さんが小ボケをして、舞香ちゃんがツッコんで、それにポカーンとしている瑛都くん、その後から少しツッコむ横山くんの画がもう完成されすぎていて。毎回コントを見ているかのような、そういう空気感もドラマに生きていると思うので、僕もそろそろそのコントに入りたいなと思いつつ、今は引いて見ています」と、現場のいい雰囲気が表れているエピソードを披露した。

 しかし、そんな光景を目の当たりにした白洲は不安を覚えていた様子で、「生瀬さんが小ボケをした時に瑛都が『え、それどういう意味ですか?』と言うんですよ。僕からしたら生瀬さんは同じ事務所の大先輩なので、毎回ドキドキしています」と言うと、生瀬も「ボケっていうのは冗談なんだから意味なんてない! そこはちょっと大人じゃないんですよね(笑)」とタジタジ。川原は「面白いことをなぜ言うのかが分からなくて、何が面白いのかを知りたい」と質問の意図に触れながら「これからは(聞くことを)やめようと思います」と大人の素振りを見せた。

 会見では「コタローが聞きたい三つのこと」と題して、「4月の新生活シーズンでこれだけは欠かせない、引っ越しで必ず持っていくもの」「小学校で好きだった教科」「小学校で好きだった給食」という質問にフリップで回答。いざフリップを見せると、「好きだった教科」では川原と松島が「図工」と答える中、ほかのキャストは全員「体育」と回答。その回答率に横山は「なんかこれだけそろうとめっちゃ恥ずかしいですね」と照れ笑い。

 「好きだった給食」については、横山が「カレー」と答え、「めちゃくちゃうれしかったですね。おかわりとかしてました。すごくテンションが上がっていたのを覚えています」と懐かしむ中、川原の回答からは時代を感じさせるいまどきの答えが。「ジャンボギョーザ」と書かれたフリップに、川原は「通常のギョーザもかなり大きくて、こぶし1個ぐらい」と話すと、「このジャンボギョーザって作るのがすごい大変で。全校生徒分一気に作れないから、何個か分けて学年ごとに来るんだよね」と白洲から予想外の共感の声が。「何者なんだ!?」と周りを驚かせる一幕となった。