会見冒頭、司会をコタロー役の川原が担当することになると、「皆さま、本日は会見にお集まりいただいてありがとうございます。さとうコタロー役の川原瑛都です。よろしくお願いします」としっかりとした口調であいさつ。キャストの名前を一人一人読み上げて、会場に呼び込む完璧なMCぶりに山本らは「完璧!」と称え、会場からは大きな拍手が。横山も「えー、100点満点中は60点ですね。僕のがうまいです(笑)」と冗談を交えながら「そこでニヤニヤして見守っていたんですけど、しっかりMCをやっていてみんなで絶賛していました。末恐ろしいなと思います」と大絶賛。

 2年ぶりとなる新シリーズに、あらためて横山は「瑛都が大きくなっていたので、『あ、もうないんのかな』と思ったんですけど、舞台が小学生になってまたやれるということを聞いて、衣装でみんなと対峙(たいじ)した時に『本当に2年経ってたのかな』と思いました。役にもすんなり入っていきましたし、また楽しい日々がやってくるんだなってワクワクしてます」と気合十分。

 川原も続編の制作は予想外だったようで、「小学4年生になるので、絶対幼稚園なんか無理だなと思っていて前の衣装を着させてもらったんですけど、ピッチピチでした(笑)。だけど、小学校の設定でできると分かった時にすごくうれしくて。アパートの皆さんとの交流もできるし、今度は小学校の友達との交流も増えるみたいなので楽しみです」と期待を寄せる。

 本作のヒロインであり、コタローをかわいがる元キャバ嬢・秋友美月を演じる山本は、「久しぶりに瑛都と会って、頬のお肉がシュッとしたり手足が長くなっていて『2年でこんな成長するんだ』って思いましたね。現場でもしっかりしていて、『次って開始どこですか?』と現場を回してくれるのも、大人になったんだなと」と川原の成長を実感しているよう。コタローを溺愛する田丸勇役の生瀬も、「2年前の瑛都くんと今の瑛都くんは俳優としての出来が違う。タジタジですよ。今までは順番で自分のセリフが来たからという感じだったのが、今はお芝居をしていても『あ、もう俳優さんだな』と」と太鼓判を押す。