「サブスク彼女」は、実写映画化でも話題となった「左様なら今晩は」「青春は変態」など、“現代の青春白書”を突飛ながらもキャッチーな設定でみずみずしく描く山本中学氏による同名コミックが原作。月額定額制のサブスクリプション(サブスク)と恋愛をモチーフに、現代を生きる若者たちの恋に揺れる心情を映し出すラブストーリーだ。
紺野演じる主人公の女子大学生・トモは、“本命として選ばれない”というむなしさと、恋愛感情を“搾取”され続けてきた苦い体験から脱するために、SNSで“サブスク彼女”というサービスをスタートする。月額定額制で好みの彼女を選べる割り切った恋愛スタイルなら、恋に苦しむこともないという思いの下で始めたこのサービスには、次第に興味を抱いた女性が集まっていく。一方、トモには、彼女にいちずに思いを寄せているユースケという男友達がいた。この“サブスク彼女”という存在が、意外な恋愛模様へと発展していくこととなる。
紺野は原作の印象について、「『サブスクと彼女』、初めは設定にすごく驚きましたが、読み進めていくにつれて、トモの本命としては選ばれないと薄々分かっていながらも、相手のことを思ってしまうむなしさや苦しさが伝わってきて、共感できる女の子も多いんじゃないかなという印象でした」と驚いたことを明かしつつも、そのリアルな内容に共感した様子。