サチが見とれるほどキラキラ輝くカフェで働いているカフェプロデューサー・住田賢太役の川村は、「すごい好青年というか、この作品の中では明るめのキャラクターになっています。普段の自分には、そういう感じがあまりないので演じていて楽しかったですし、これからも賢太に入り込んで楽しく撮影していけたらいいなと思っています」とコメント。

 ある時から車いそ生活を送るようになったサチの母・邦子を演じる和久井は、この会見で初めて顔を合わせたキャストが多いとのことで、「基本的にサチと2人のシーンか、私1人のシーンがほとんどなんです。(邦子は)サチと2人で生きていますが、娘には生き生きと幸せであってほしいし、よい展開になっていくといいなと願っている人だろうなと思っています」と語った。

 そして、裕福な暮らしから没落し、小さな借家で孫の若葉と2人で暮らす富士子役の宮本は、「若い人たちも私なども、どこかいっぱいいっぱいというところで生きている人は多いんじゃないかと思っていまして、そういった意味でも、このドラマの岡田さんの脚本は『大丈夫だよ』という、応援がこもったドラマのような気がしています」と述べた。