[Hブロック]
【×】スリムクラブ vs タイムマシーン3号【◯】
テンポが違いすぎるコンビ同士の戦いは、勝敗をつけるのが本当に難しいと思った。「間」をたっぷり使ったスリムクラブの漫才は、6分でも短く感じるんだから不思議。
【×】東京ダイナマイト vs 金属バット【◯】
東京ダイナマイトはハチミツ二郎さんの体調不良により出場辞退、金属バットの不戦勝となった。「東京ダイナマイトリスペクト」の漫才を披露して、不戦勝のはずなのに大会を盛り上げてトレンド入りまで果たした金属バットはさすがの一言。どこかでこの2組の再戦を期待したい。
以上、とっても濃度の高い32組の対決をざっと振り返ってみた。トーナメント制のタイマン一発勝負というのは、さながら甲子園のようでドラマチックだ。勝敗決定後に泣いてしまう芸人が多いのは、涙腺が緩くなっているおじさん芸人が出場しているこの大会ならではだと思う。今回勝ち上がった16組は、4月下旬に開催予定の「ノックアウトステージ16→8」に挑む。5月に行われる「グランプリファイナル」まで目が離せない。
(編集/斎藤岬)