――梅沢さんの俳句の成長はどうでしたか。
夏井 「ほかにもお仕事がある中で、テレビの番組として自分の俳句を発表するのはハードですよね。それも、ある程度の精度にしておかないとシュレッダーでカットされるプレッシャーもあるわけですから。でも、そのおかげで俳句の精度が上がってきたのだと思います。そして俳句に慣れてくると変わったことをしたくなったり、違うものを出さないといけないなどの強迫観念に駆られたりする人が多い中、梅沢さんは俳句として一番真っ当な“季語を主役にして五七五をしっかりと抑える”という自分を貫き通したところが格好いいし、たたえたい点です」
梅沢 「ありがとうございます。僕は役者としては一生懸命、修業していましたのでそこはまだ楽に思っていましたが、俳句だけは夏井先生にこてんぱんにされました。間違った言葉の使い方をしていたと気づいたり、奇麗な言葉がたくさんあるのになぜ使わなかったのだろうというのを教えてくれたりしたのが夏井先生の俳句でした」
――梅沢さんは夏井先生にどこまでついていかれますか。
梅沢 「ずっとついていきます。ここだけの話ですが、先生と2人で出演のCMのお話が来たにもかかわらず俳句絡みではなかったため、先生はお話を断ってしまったのです。いいお金になるのに(笑)。先生は俳句に対して実直な方なので尊敬をしています」
ライフ
2023/04/08
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