浴衣を着るときに、意外と見落としがちなのがおはしょりです。浴衣を着た時に、おはしょりまでしっかりと整っていると素敵ですよね。今回は、おはしょりの整え方について解説していきます。簡単な方法でスッキリと着つけることができるので、ぜひ参考にしてくださいね!

浴衣のおはしょりが綺麗に見える長さの目安は?

人差し指の長さくらいが整え方の目安

浴衣のおはしょりはコレで綺麗に!簡単スッキリな整え方を解説
(画像=『BELCY』より引用)

おはしょりが綺麗に見える長さは、大体人差し指の長さ程度と言われています。長さにすると、約8センチ程度となります。おはしょりの適切な長さを知らなかったと言う方は、多いのではないでしょうか?浴衣を着る際は、一度自分の人差し指を当てて確認してみるようにすると良いでしょう。

長すぎ・短すぎはあか抜けない印象の原因に

浴衣のおはしょりはコレで綺麗に!簡単スッキリな整え方を解説
(画像=『BELCY』より引用)

おはしょりが長すぎたり短すぎたりすると、全体的に子供っぽく、あか抜けない印象になってしまいます。素敵な浴衣を着ていても、おはしょりが整っていないと言う人は、意外と多いものです。おはしょりを綺麗に整えることができれば、浴衣姿をより素敵に見せることができます。

綺麗なおはしょりは、簡単な工夫でしっかりと作ることができます。コツさえつかめばすぐに出来る方法ばかりですので、次項からしっかりとチェックしていきましょう。

浴衣でお出かけした際に、着崩れないことはもちろん、万が一はだけてしまった時も、サッと直すことができれば安心ですよね。浴衣でお出かけの前に、ぜひ一度目を通してみてくださいね。

浴衣のおはしょりを簡単・綺麗に整えるコツ!【おはしょりが長い・短い】

浴衣自体の着丈を自分に合ったものにする

浴衣のおはしょりはコレで綺麗に!簡単スッキリな整え方を解説
(画像=Photo by Michael、BELCYより引用)

おはしょりが長すぎたり短すぎたりする場合は、浴衣自体の着丈が、自分の身長と合っていないことが多いです。着丈の合っていない浴衣は、おはしょりだけでなく、全体的にあか抜けない印象になってしまう原因にもなります。もし新しく浴衣を揃える場合は、きちんと自分の体型に合った浴衣を選ぶようにしましょう。

自分に合ったサイズの浴衣を着ることで、着こなしもより素敵なものになります。

【長い場合】腰ひもの位置で調整する

浴衣のおはしょりはコレで綺麗に!簡単スッキリな整え方を解説
(画像=Photo by 、BELCYより引用)

おはしょりが長い場合は、腰ひもの位置を調節するだけで、簡単に短くすることができます。腰ひもを結ぶ際に、いつも結ぶ位置より上の方、ウエストに寄せて結ぶようにすると、長いおはしょりが短くなります。

腰ひもの位置を意識せずに結んでしまっている方は、多いのではないでしょうか?自分に合った腰ひもの位置を意識しておくと、浴衣を着る際にスムーズです。いつも腰ひもを腰骨の上あたりで結んでいる方は、簡単に長いおはしょりを短くすることができるので、ぜひ一度試してみると良いでしょう。

【長い場合】伊達締め・腰ひもを1本足す

浴衣のおはしょりはコレで綺麗に!簡単スッキリな整え方を解説
(画像=『BELCY』より引用)

おはしょりが長い場合、伊達締め・腰ひもを一本足す方法も、簡単に短くできるのでおすすめです。腰ひもをいつもの位置で結んだら、その上にウエスト側に寄せて伊達締めや帯紐をもう一本結ぶだけで、おはしょりを簡単に短くできてしまいます。

難しいイメージを持っている方も多い、おはしょりの調節の方法ですが、こちらのやり方なら伊達締め・腰ひもを一本を足すだけで、特にコツもいらず簡単におはしょりが短く整います。足した伊達締め・腰ひもの位置で、自分に合ったおはしょりの長さに調節してしまいましょう。

【短い場合】腰ひもを締める位置を下げる

浴衣のおはしょりはコレで綺麗に!簡単スッキリな整え方を解説
(画像=Photo by suri、BELCYより引用)

おはしょりが短くなってしまう場合は、長い場合とは反対に、腰ひもを締める位置を下げるようにします。腰ひもをいつもウエスト寄りに結んでいる方は、腰骨の上あたりまで結ぶ位置を下げてみましょう。腰ひもを結ぶ位置を下げるだけという簡単な方法ですが、おはしょりを長く見せることができるのでおすすめです。

浴衣のおはしょりを簡単・綺麗に整えるコツ!【おはしょりが斜めになる】

腰ひもを斜めに締める

浴衣のおはしょりはコレで綺麗に!簡単スッキリな整え方を解説
(画像=Photo by 、BELCYより引用)

おはしょりが斜めになってしまう場合は、腰ひもを斜めに結ぶことで、おはしょりをまっすぐにすることができます。おはしょりをいつも通りの位置で真っ直ぐに結んだ後、左側を高くする形で、結んだ腰ひもを斜めにずらしておはしょり部分を下ろすと、まっすぐに整います。

帯から見えるおはしょりが斜めになってしまっては、せっかくの浴衣もなんだか締まらない印象になってしまいます。この方法なら、コツを掴めばすぐに、おはしょりをまっすぐにして浴衣を着つけることができます。おはしょりが斜めになってお悩みの方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

伊達締めで調節する

浴衣のおはしょりはコレで綺麗に!簡単スッキリな整え方を解説
(画像=Photo by 、BELCYより引用)

斜めになるおはりょりをまっすぐにするには、伊達締めを使って調節する方法もあります。伊達締めを使った方法は、下記の通りになります。こちらの方法は、おはしょりを一度整えた後に調節するやり方なので、仕上がりを実際に見ながら調整できるのが良いですね。伊達締め一本でキレイに仕上がるので、おすすめの方法です。

せっかく綺麗に着つけたと思ったのに、おはしょりが斜めになってしまうことって多いですよね。難しくはない方法なので、ぜひコツを掴んで、おはしょりまで綺麗に着てみてくださいね。

伊達締めを使っておはしょりをまっすぐにする方法

いつも通り腰ひもを結び、おはしょりを整えます。

右手をおはしょりの中に入れ、おはしょりがまっすぐになるように、左側を少し持ち上げます。

まっすぐになったところで、伊達締めで上から固定します。