着付け方|浴衣と着物の違い3つ!

違い①肌着のうえに長襦袢を着るか着ないか

今更聞けない浴衣と着物の10の違い!見た目から着方までサクッと解説!
(画像=Photo by 、BELCYより引用)

着物を着るときには中に半襦袢や長襦袢を着ないといけません。まず肌着(肌襦袢とも言う)を着け、次に長襦袢または半襦袢を着ますが、紐などの小物を多く使い、着付け方も難しいものです。そして着物という順番で着ます。長襦袢の重ね襟が着物の襟合わせから見えるため、見た目に大きな違いがあります。

浴衣はもともと湯上がりに着るものですので、寝間着として着るのであれば肌着を着けずにそのまま着ても良いのですが、現代は外に出かけるときに着るため、肌着を着てその上から浴衣を着ます。長襦袢は不要です。

肌着は汗を吸い取る役目をしてくれますのでガーゼ素材などが適しています。最近では、浴衣の下にTシャツのような肌着を着る若い女性も増えています。

違い②帯の種類と結び方

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(画像=Photo by 、BELCYより引用)

着物の帯は、着物の格式や着用場面、着物の種類や素材にもよりますが、袋帯、名古屋帯を結びます。そして帯締め、帯揚げという小物で締めます。格式張らない場所へのお出かけなどでは、見た目のカジュアル感を出すために半幅帯を使うこともあります。

帯の結び方にも細かいしきたりや慣習があり、着物の種類によって、振袖の帯のときの結び方、留袖の帯のときの結び方、または若い女性の帯の結び方と年配女性の帯の結び方など、細かな決まりごとがあります。

浴衣の場合は、袋帯などより幅が細く長さも短い半幅帯や兵児帯で結び方をいろいろとアレンジして結びます。女性の年代や未婚既婚による違いなどの決まりごとはありません。浴衣と着物で帯が違うのは、浴衣に着物の帯を使うと厚みが出て暑苦しい印象を与えてしまうためです。

違い③足袋を履くか履かないか

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(画像=Photo by Jun Seita、BELCYより引用)

浴衣を着る際には素足が一般的です。着物を着る際には必ず足袋を履きます。ですので、裾の長さにも少し違いをつけることが大切です。着物の裾は足袋を履いているので床すれすれに合わせますが、浴衣の場合は足袋を履かないので、裾がくるぶしあたりになるように着物よりも短めにします。

足袋は白色だけでなくカラフルな色柄やワンポイント入りの足袋など、さまざまなものがあります。冠婚葬祭などあらたまった場所には白足袋が基本ですが、カジュアルに着物を着るときには色柄のある足袋でおしゃれを楽しむことができます。

使う小物|浴衣と着物の違い2つ!

違い①帯揚げと帯締めを使うか

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(画像=Photo by 、BELCYより引用)

着物の場合は、帯の上に帯揚げを巻き、帯の中央を帯締めで締めるのが正式です。帯留をアクセントとして付ける場合もあります。浴衣の帯には帯揚げや帯締めは必要ありません。ただ最近ではおしゃれのために、浴衣にも帯締めや帯留などの小物を加えることもありますが、帯揚げは使いません。

街中で見かける浴衣姿の女性が増えるにつれ、小物使いや着付け方がだんだん着物のときと同じようになってきています。さらにアクセサリーも多くつけるようになりました。ですが、浴衣の場合はあくまでも個人のおしゃれや着こなしのアレンジのためで、基本は使わなくて良いものです。

着物を着るときに使う小物と浴衣のときに使う小物の違いはわかりましたか?しかしいつもアクセサリーでおしゃれを楽しんでいる女性にとって、和装のときにも洋服のときに使っているアクセサリーをつけたいと思う方も多いでしょう。

違い②履物

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(画像=Photo by Mussi Katz、BELCYより引用)

着物に合わせるのは草履です。草履にも、着物の種類によってかかとの高さや草履の材質を分けるなどの決まりがあります。浴衣には下駄を履きます。浴衣にサンダルを合わせている若い女性もよくみかけますし、比較的自由です。

浴衣と着物の違いを知って着てみよう!

近年は、浴衣だからこの着付け方じゃないとダメとか、着物はこう着るべき、といった古い固定観念は薄れてきました。浴衣に足袋を履いたり長襦袢を着るなど、着物と浴衣の着付け方や小物の使い方の垣根はだんだんなくなっており、見た目に違いはわかりづらいですが、逆に自由に着方を楽しめるようになりました。

日本女性なら浴衣や着物を着る機会をもっと増やしたいものです。日本の民族衣装である着物、そして夏の風物詩にとても合う浴衣、夏祭りや花火大会だけではなく、もっとおしゃれ着として日常に着てみませんか。

大切なのは、着用場面、作り方、見た目、着付け方、使う小物など、浴衣と着物の違いをきちんと理解したうえで、自分流に小物を加えたり着付け方をアレンジして着こなすことです。浴衣と着物の違いを知って積極的に着ていきましょう。

提供・BELCY

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