社交的で野心家の姉エリオットと内気で繊細な妹ビヴァリー、どう演じ分けた?
見分けがまったくつかない双子、エリオットとビヴァリーを演じたレイチェルは、役作りについて、意外にも「キャラクターとキャラクターの切り替えに時間をかけることはなかった」という。「アリスの脚本は心理的な層が厚く、深みがあったから、それぞれのキャラクターが完全に区別されていたのはとてもラッキーだった」と続けた。
またレイチェルは「ビヴァリーは利他的で、思慮深く、注意深く、親切で、快楽との関係が複雑で、経済的背景や富に関係なく、すべての女性の出産のあり方を変えたいと考えているの。でも、エリオットはまったく違う。 彼女はビヴァリーを愛しているから、女性の出産方法を変えるという彼女の夢には賛同するけど、利他的なわけではないのよ。 彼女は科学に夢中で、科学的な研究や発見を通して世界を変えたいと思っていて、何が倫理的で何が倫理的でないかという境界線を押し広げているの」と双子のキャラクターの違いについて説明。これほどまでに性格に違いがある2人を演じ分けることは、レイチェルにとって「間違いなく、私の俳優人生の中で最大の挑戦だった」という。
ジェレミー・アイアンズの演技が非常に話題となった映画版から約35年の時を経て、その役をレイチェル・ワイズがどのように演じるのか、ぜひ注目したいところ。サイコ・スリラー『戦慄の絆』はPrime Videoにて、240を超える国と地域で4月21日(金)より全6話一挙独占配信。
『戦慄の絆』
原題:DEAD RINGERS
2023年4月21日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始(全6話一挙配信)
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