竜星涼『スタンドUPスタート』最低記録を更新

 ぶっちぎりのワースト1位となったのは、3月29日に最終回を迎えたばかりの竜星涼主演『スタンドUPスタート』(同)で、全話平均は3.3%。15年7月期のEXILE・AKIRA主演『HEAT』と、昨年10月期のHey!Say!JUMP・山田涼介主演『親愛なる僕へ殺意をこめて』(ともにフジテレビ系)が記録した全話平均3.8%を0.5ポイント下回り、プライム帯連ドラにおいて歴代最低記録となった。

 同作は、漫画家・福田秀氏が「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の同題原作を実写化。「人間投資家」として“訳アリ人材”に投資していく主人公・三星大陽を竜星が演じるほか、THE RAMPAGE・吉野北人や乃木坂46・山下美月、小手伸也、小泉孝太郎、反町隆史、TEAM NACS・戸次重幸とキャストは豪華なだけに、この結果は残念でならない。

 また、近年、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)を重視しているフジだが、『スタンドUPスタート』はコア視聴率においても1%未満まで落ち込むなど、散々な結果だった。見逃し無料配信動画サービス「TVer」のお気に入り数も25.3万人(30日現在)と、前出ドラマと比べるとかなり寂しい数字で、“完全敗北”ぶりがうかがえる。