スカイダイビング場に到着すると、まだゴネる山添に番組は「スリル」考案者のカゲヤマ・益田康平をゲストとして用意。「スリル」は2つの箱のどちらかに益田のお金を入れ、挑戦者はその箱を選べばお金をゲット。空き箱を選んだらただお金がもらえないだけの益田がスリルを楽しむためだけのゲーム。

 今回は山添が「スカイダイビングチケット」が入ってる方を選べば山添が飛ぶ、入っていない方を選べば益田が飛ぶというルール。山添は「こんなチャンス来ると思わなかった。まじ千載一遇」と活き活きとし出すと、じっくり時間をかけて箱を選んだ。その箱の中にはチケットが入っておらず益田がスカイダイビングを飛ぶことに決定すると山添はひっくり返って大喜び。

 しかし喜びもつかの間。「スリル」はあくまで益田がスリルを楽しむためのゲームで、どっちを選んでも山添が飛ぶことに変わりはないというルールだったのだ。山添は引きつった笑顔で「そんな簡単に飛ばなくさせる番組じゃねーよ」と言い捨てると、観念して飛行機に乗り込んだ。

 飛行機が出発し急上昇していくと、田村アナは余裕の笑顔で隣の山添に富士山が見えることを教えてあげる。しかし山添はせっかくのまーちゃんからの呼びかけにも渋い顔でそれどころではない様子。

 まず一番始めに飛んだのは益田。地上の田渕は「なんでやねん!益田がまず来るロケってなんやねん」とラヴィット過去出演2回の繋がりの薄いゲストのスカイダイビングに突っ込みを入れていた。

 次の田村アナは「行ってきまーす!」と余裕の表情でダイブ。笑顔でラヴィットポーズを見せ、「ラヴィットをTBSの看板番組にするぞー!! 私も幸せになりたーい!」と来年の抱負を叫んだ。

 一方、山添は「息つく暇もない!現実味を帯びている! 半分落ちてる」と騒がしく落下。とうとう空に舞った。満身創痍で「スローリープリーズ、スローリープリーズ」とインストラクターに懇願し「態度改めますから~!」と空の上で絶叫。しっかりと禊になっていたようだ。

 しかしスタジオでは田村アナに「元凶元凶。まーちゃんが言うから飛ぶことになったんすから」と悪態。禊の効力がすでに弱まってきているようだった。

 人気シリーズの山添と田村アナの付き合っている設定は、空中デート編で一応完結だろうか。2人のデートのはずがなぜか益田が付いて来てしまったが、待望の禊スカイダイビングが年の瀬に見られて、視聴者も大喜びだろう。