これがきっかけになったのか、3人同様、地上波から干されていたのんの『この世界の片隅に』をNHKが放送。ただ、民放への復帰までは至らなかった。
「ジャニーズからの横やりがなくなった元SMAPの3人はその後、再起を果たしていますが、のんは『東京オリンピック・パラリンピック』の聖火ランナーに選ばれた(その後、コロナ渦で辞退)ものの、地上波の状況は変わらず。20年には、25年間にわたって愛され続けてきた舞台『星屑の町』がのん主演で映画化されましたが、出演したのはNHKやCS、TOKYO MXくらいでした」(夕刊紙記者)
しかし、今回、のんが主演映画『さかなのこ』で優秀主演女優賞を受賞。3月10日の授賞式の模様は日本テレビ系で生中継される。 「実現すれば、事実上の地上波復帰になる。芸能界のパワーバランスも崩れつつありますからね。のんの地上波復帰も近いのではないでしょうか」と話すのは田邊社長と親交がある大手プロ役員だ。
「新年早々、田辺エージェンシーに所属していた人気俳優・堺雅人の独立が『週刊新潮』に報じられましたが、田邊さんは同誌に『“独立して会社をやりたい”と彼が言うので、どうぞ、と。それだけです』とコメント。堺が今夏、TBS日曜劇場の出演が予定されていることについても、『TBSと堺君で直接やってくれとなっていて、うちは関わっていません』と話していましたが、気になったのは、田邊さんの『もう(堺と)一緒に仕事なんてできないよ』という言葉。そんなことを言う人ではなかった。田邊さんのパワーも落ちましたね」(田邊社長と親交がある大手プロ役員)
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