その村越氏がお笑い界の頂点に君臨するダウンタウン・松本人志に対する批判を展開したことで、お笑いファンなど一部を中心に注目を集めた。

「“松っちゃんのことが好き”と言っている芸人の100倍は好きと自称する村越氏は、『2005年まではホームランばっかりだった』松本が、2007年に監督した映画『大日本人』の頃から“劣化”し始めたと主張。以降の創作物やコントについてはまるで『別人』だとし、この急激な変化の理由について、『カネ・地位・家族を手に入れたことで満足して攻めなくなった』『周囲のYESマンの存在がダメにした』と挙げつつ、映画が失敗に終わったことで完璧主義者ゆえの“お笑いイップス”にかかり、それが今も克服できてないと結論づけています。村越氏は昨年末にも『FRIDAY』(講談社)の取材に『元は松本信者』としたうえで『(今の)松本さんは芸人としては死んでると思います』と語っており、ずっと言いたかったことなんでしょうね」(芸能ライター)

 こうした村越氏の意見について、コメント欄では「あの人をひっくり返すスターが出てきてないことのほうが大問題なんよ。みんな、松ちゃんを越せないと思いすぎ」「新しい笑いを作り、時代を作り、計り知れない功績を作った芸人。そのままふんぞり返ってもいいところをなお現役で創作しつづけ、挑戦しつづけても『終わった。調子に乗った』と片付けられる世界か…悲しいなぁ」と反論するものもあるが、元芸人ならではの考察ともなっているこの批判に、「3つとも拝聴させて頂きましたがとても分かります」「たしかに今の松本さんは『何をしても笑ってもらえる』『笑わないとダメなレジェンド』になっているのだと思います」「愛ゆえの批判で面白かったです」など、同意する声も上がっている。