京本は「今回、台本を読み、演じながら考えたのは、キャラクターについて。今の中・高校生の中には、キャラで悩んでいる人も多いのではと思います。自分らしいキャラだったらいいのですが、演じたり、無理をしたりすると、疲れてしまうのではと思います。そんな10代と寄り添ったドラマになっているのではないかな…(笑)。少し頼りないように見える新内先生ですが、熱い部分の一端が見えるところに注目してほしいです」と見どころを紹介。

 また、少年忍者の元木、檜山との共演については、「2人とも『そんなにお芝居経験がないです』『ドラマも3回目ぐらいです』とか言っていたのですが、その割にすごい堂々としていました(笑)。自分の役をしっかり理解して、全力を出している姿は格好いいと思いました。2人の内面の演技をぜひ見てほしい。驚いたのが、『こうやってみていいですか』とか『試してみたいことがあるのですが…』など、アイデアを出す前向きな姿勢です。同じくらいの年齢の時、『自分はそんなことできなかったな』と思いながら、頼もしさとたくましさを感じていました(笑)」とその積極性に目を細めた。

 ドラマを見たメンバーたちは、ジェシーが「ドラマを見て最初に思い浮かんだ言葉は『思いやり』。大我が演じた新内先生が、生徒と話すシーンに注目してほしいです。『人はこうやって話すことが大切』とあらためて感じました。新内先生は、何を考えているか分からないからこそ、ちゃんと向き合おうとしていて、その行動や口調の端々に、『思いやり』を感じました。そこを気付いてほしい!」とアピール。