さんまのお笑い向上委員会にもよく出演されている堀内さん。番組最後のギャグのコーナーでよくやるネタでホトシュールというものがあります。蛍原徹さんに横に立ってもらい、蛍原さんの見た目だけの大喜利をするという表現があります。これが毎回外さず選ばれない人もいる中、毎回選ばれ、会場の爆笑を誘う。この時点でネタの着眼点が高いレベルにある事がわかります。

 そして、座っている場所も前列の左から2番目と、明石家さんまさんにかなり近い位置に毎回座っている。この場所はポッと出の若手では絶対に座れない場所で、長い芸歴と活躍で信頼されている芸人だけがこの場所に座っています。これも信頼が置けるからこそ毎回ここに座って出演している筈です。

 他にも大喜利番組IPPONグランプリでも物凄い角度から答える大喜利センスで天才と呼んでもお釣りが返ってくるぐらいの表現力で芸人からも恐れられている存在、それが堀内さんなのです。天才でもあり凄く秀才でもあるので全体が見えているからこそ、毎回番組に呼ばれるのです。そして一芸人としても周りから好かれているようにも番組を通して見えるのも堀内健さんの魅力なのです。

 そう言っている出川哲郎さんも勝るとも劣らない、天才リアクション芸人だという事を忘れてはいけない。長く芸歴を重ねれば重ねるほどこの人らの深さが伝わってきます。テレビに出続けている人って凄いんです。