第4話では、天才彫刻家の洋子(美村里江)が“脳腫瘍の摘出手術は不可能”と医師に告げられ、残された時間で最期の最高傑作を作ると決意。そこにジョーカーが現れ、6億円と引き換えに腫瘍の摘出手術を行うと約束する。
しかし、洋子のMRI画像を確認したエースは、彼女が腫瘍を原因とした後天性サヴァン症候群であると診断。腫瘍を取り除くと彫刻家としての才能が失われてしまう状況の中で、洋子は“命”と“才能”の二択を迫られる。
前回までとは展開のパターンが大きく異なった第4話。ネット上では「今回は初めて患者が悪人じゃなかったから、無理なく感情移入できた」「初めからこういう話を見たかった」という声や、「美村さんの演技が素晴らしかったし、ラストで泣いてしまった」などと好意的な声が相次いだ。
「前回まで、ゲスト俳優が演じるオペ患者に関して“悪事を働いているが、実はいい人”というパターンが続いており、『ずっとこれ?』『悪人か善人かっていう、すったもんだを毎回やるの?』とマンネリを心配する視聴者も多かった。しかし、今回の泣ける話を受けて『ワンパターンじゃなくてよかった』と視聴者を安堵させたようです」(同)