「正式発表はされていないものの、昨秋『週刊文春』(文藝春秋)がこの情報を伝えており、すでに業界内では注目作として話題になっています。2人は、10年に放送された福山主演のNHK大河ドラマ『龍馬伝』などで共演歴があり、プライベートでの親交も深い。昨年末の『NHK紅白歌合戦』では、白組の勝利が決まった際、司会の大泉が『やった!』とガッツポーズを決めると、大トリを務めた福山が『やったよ、洋ちゃん!』と応えるなど、仲睦まじい様子を見せていました。すでに、このコンビ自体にファンがついているだけあって、来期の『日曜劇場』には大いに期待が持てます」(同)
なお、福山と大泉は、ともに「日曜劇場」で主演を務めた経験がある。福山主演の19年4月期『集団左遷!!』は、途中で1ケタ台を連発してしまったものの、終盤に盛り上がりを見せて最終回は13.1%でフィニッシュし、全話平均10.3%を記録。続く同7月期の大泉主演ドラマ『ノーサイド・ゲーム』も、第7話で1ケタ落ちしたが、ほかの回はすべて2ケタ台をマークし、全話平均12.0%を獲得していた。
「TBSとしても、福山と大泉のバディが『日曜劇場』の起爆剤になってくれることを期待しているはず。ただ、好成績とならなかった場合、特に主演の福山には大きな傷を残すかもしれません。近年、福山が役者として良い意味で話題になるのは、フジテレビ系ドラマで映画化もされ大ヒットした『ガリレオ』シリーズくらい。今度の『日曜劇場』が不発だと、福山は“『ガリレオ』だけの俳優”といったイメージが定着しそうです」(同)
福山×大泉コンビが、「日曜劇場」ブランド復権に一役買ってくれることを祈りたい。