TPGを知らないということは、今の新日で確固たる地位を築いた邪道外道が何者かも、彼女はよくわかっていないのだろう。実は、邪外の2人はTPG出身だ。プロレスは歴史を辿ると面白い。
そう考えると、新日の50年の歴史をすべてフォローしているユリオカと有田は別格。昭和プロレス好きなら第3世代あたりでジャンルから離れただろうし、今のプロレスにハマる世代はメチャクチャだった昭和の新日に興味を抱きにくいかもしれない。
今回のクイズ企画は、令和世代代表・小池がキーマンだった。ハイライトは、全員が回答する一問多答クイズ。「歴代IWGPヘビー級チャンピオンを答えよ」という問いで、一人ひとりが歴代チャンピオンを挙げていく形式だ。
「オカダ・カズチカ」(有田)、「アントニオ猪木」(勝俣)、「ブロック・レスナー」(坂井)、「橋本真也」(米川)、「サルマン・ハシミコフ」(ユリオカ)と、順調にみんなが答えていくなか、最後に順番が回ってきたのはやっぱり小池だった。