そのトーク力で『嵐にしやがれ』(同)、『VS嵐』(フジテレビ系)でもメンバーを引っ張ってきた櫻井。今もそのしゃべりは衰えていないが、『しやがれ』の後から始まった『SHOWチャンネル』が、なかなかシビアな事態になっているという。

「2021年1月から始まった同番組は、もともと“SHOWチャンネル”と謳っているように、YouTubeを強く意識したものでした。視聴者から『やってみたい』『見てみたい』『見たくなる』1行企画を広く募り、それを実行する姿を櫻井が鑑賞するプログラムでした。ただ、視聴者からなかなか良い企画がこなかったこともあり、タレントが自分たちの叶えたい企画に挑戦することがメインを占めるように。

 そのコンセプトも徐々に変わり、スタジオに芸能人のゲストを呼んでプライベートトークを繰り広げたり、名店のレシピを教えてもらったりするなど、軸を失っていきました。こうしたブレを一掃するためにも、新機軸を打ち立てたかったのでしょう。2022年9月からは、全国各地のご当地ニュースを伝えるというコンセプトに変え、路線を大胆にリニューアル。タイトルも『全国ご当地ニュースバラエティー SHOWチャンネル』に改題されました」(同)

 MCを務める櫻井も困惑したと思われるが、その新機軸は受け入れられているのだろうか。