5.ROKKO森の音ミュージアム(旧六甲オルゴールミュージアム)

photo by HRC.さん

六甲オルゴールミュージアムが2021年7月にリニューアルオープンし、「ROKKO森の音ミュージアム」として生まれ変わりました。19世紀後半から20世紀初頭に作られたオルゴールをはじめとした、自動演奏楽器の豊富な展示はそのままに、「SIKIガーデン~音の散策路~」と題した庭園をオープン。六甲の自然の中でオルゴール音楽を楽しめます。

ヨーロッパやアメリカで生産された様々なシリンダーやディスク・オルゴール、世界最大級のダンス・オルガンを含む展示の数々は、見応えたっぷり。また、それらの自動演奏楽器が奏でる貴重な音色を鑑賞できるコンサートも実施。おおよそ30分に1回開催されており、毎回内容が変わるので、何度でも楽しむことができます。

6.兵庫県立美術館

阪神・淡路大震災後の「文化の復興」シンボルとして、HAT神戸に2002年にオープンしたのが「兵庫県立美術館」。地元では「芸術の館」という愛称で親しまれています。

建物は世界的建築家・安藤忠雄氏が設計を手がけたもので、その規模は西日本最大級。収蔵作品は10,000点を超え、大きく国内外の近代彫刻と版画、日本近代の名作、兵庫県ゆかりの作品、関西の現代美術のテーマに分けて展示されています。雨の日にゆっくり2人で時間を過ごした美術館です。

7.揖保乃糸資料館 そうめんの里

全国区で名前が知られているそうめん、揖保乃糸の生産地はここ、たつの市です。「揖保乃糸資料館 そうめんの里」では、そうめん作りの工場を見学できたり、販売コーナーも充実。またレストランでは、本場ならではのそうめん料理を堪能できます。

8.姫路市立美術館

「姫路市立美術館」は、姫路公園の北東側にある美術館です。かつて姫路城が陸軍第10師団の駐屯地だった頃、兵器庫・被服倉庫として使われていた赤煉瓦の瓦葺きの建物で、2003年には登録有形文化財に指定されました。赤煉瓦越しに見える姫路城をバックに写真撮影するのもオススメです。

郷土ゆかりの美術をはじめ、国内外の近現代美術作品を収集しており、所蔵作品数は絵画、彫刻、写真、ポスター、工芸、刀剣などの約3,700点。コレクションギャラリーでは無料でこれらの所蔵品を展示しているほか、庭園では屋外彫刻の展示を楽しむことができます。

加えてコロー、ピサロ、モネ、ルオー、ユトリロ、マティスなどのフランス近代美術の名品も常設展示しているほか、企画展も随時開催されています。