「同アワードに関しては、『ELLE』の表紙でモデルデビューを飾ったKoki,を“売り出したい”という大人たちの思惑が透けて見えたため、世間にはしらけムードが漂いました。この時の茶番とは違い、今回の『ブルーリボン賞』は演技が評価された上での受賞と思われますが、いまだ“ゴリ押し”のイメージが強いためか、ネット上ではネガティブな意見が目立ちます」(芸能記者)

 ただ、中には「Koki,さんはすごく頑張ってる。下積みがないだけで叩かれるのはかわいそう」「恵まれた環境も含めて、Koki,さんは存在感あるし、演技も初めてとは思えないほどうまかったよ」と擁護する声も見られる。

「Koki,は『牛首村』で1人2役を演じており、公開当時、『初めての演技とは思えない』と称賛する人も見られました。ただ、ホラー作品は演技経験が浅いアイドルが起用されがちなせいで、“演技力が誤魔化せる”というイメージが広まっており、Koki,も少なからずそうした先入観を持たれてしまった感は否めません。彼女はすでに2作目となるアイスランド映画『Touch(原題)』の撮影に臨んでいるそうですから、世間からの穿った視線を、2作目以降で跳ねのけてほしいですね」(同)

 「実力で評価されたい」と親の話をしたがらない二世俳優も少なくない中、木村と工藤の娘であることを積極的にアピールしているKoki,。デビュー時に比べればバッシングも少し収まっている印象だが、やはりこびりついた“ゴリ押し”のイメージはなかなか拭えなさそうだ。