「ヨガウェアの劣化が激しい」とため息がもれてしまったことがある、そこのあなた。
ヨガウェアの取り扱いを間違ってませんか?
この記事では、年中ヨガインストラクターとしてヨガウェアを着ている筆者が、ヨガウェアを長持ちさせるために気をつけておくべきポイントを5つ紹介します。
ヨガウェアの取り扱いを間違ってませんか?
「明日のレッスンはこのヨガウェアを着よう!」、とお気に入りの一枚を用意。
それを着てヨガをすることで気分が高揚したり、ときめいたりと気持ちの面でもよい影響をもたらしてくれるでしょう。
ヨガウェアにはそんな力もあるのです。
ですが、着用時に汗をかいたり摩擦が生じたりして劣化が進むのが早い…。
仕方のないことだけれど、ちょっと悲しいですよね。
でも「劣化させたくないから」とせっかくのお気に入りをお蔵入りさせてしまうのも、もったいないことです。
ヨガウェアがよく劣化してしまうことにお悩みの方は、次のような取り扱いに心当たりはありませんか?
ヨガウェアのNGな取り扱い①:手洗いをしない
手洗いが厳しいなら洗濯ネットに入れて
どのような衣類にも共通して言えることですが、可能であれば手洗いをしてあげたほうが劣化を防ぐことができます。
ヨガウェアのような柔らかく伸縮性があったり、メッシュ素材の部分があったりするものは特に。
とは言っても、「手洗いをするのは面倒」「時間がない」ということが多いでしょう。
そんなときは、ヨガウェアを洗濯ネットに入れて洗濯機の「ソフトモード」や「手洗いモード」で洗うのもアリ。
ブラトップだけは手洗いをしよう
ですが、女性が着用するブラトップだけは、ぜひ手洗いをしてもらいたいところです。
ブラトップを洗濯機で洗うとカップ部分の形が崩れたり、繊細なゴムが伸びる・縮む・切れることがあったりして着用感が変わってしまうでしょう。
そして、ブラトップのカップが取りはずし可能なものなら別に手洗いをして、干すときは洗濯ばさみで挟まずに平置きをすること。
洗濯ばさみの跡がついて変形するのを防ぐことができます。
ヨガウェアのNGな取り扱い②:専用の洗剤を使わない
ヨガウェアの二度洗いはNG
汗が染み込んだヨガウェアのニオイが気になり、香りの強い洗剤・柔軟剤を使用している人は少なくないでしょう。
それなのに、ニオイも汚れもスッキリと落ちていない気がする……、ともう一度洗濯。
これでは洗いすぎてダメージが大きくなるだけです。
また、ただニオイをごまかそうと香りが強い洗剤類を使用すると自分だけではなく、まわりの生徒さんにまで香ってしまう恐れがあるので気を付けたいところです。
ニオイが気になる人は専用の洗剤を利用
ニオイが気になる人は、スポーツウェア専用の洗剤・柔軟剤に変えてみてはどうでしょうか。
運動後のウェアがニオいやすくなるのは、皮脂の汚れが繊維につきやすく落ちにくいから。
頑固な皮脂に加えて汗、汚れを落とすには専用の洗剤が必要になるというわけです。さらには、洗濯後の着用時も消臭効果が続いたりと嬉しい効果に期待できるでしょう。