◆新橋・50年変わらないこだわりのジャンボプリン「ヘッケルン」

ヘッケルン
「ジャンボプリン」400円(単品注文不可)。52年前、格式高いレストランで10年間修業した森静雄氏が「ヘッケルン」を開く際にお店の名物として考案
 映えプリンのスタート地点として、オススメしたい場所がある。50年以上、港区・新橋の路地裏に佇み続ける老舗喫茶「ヘッケルン」だ。

 オープン当時、どのビルにも必ず入っていたという純喫茶の中で個性を出すべく、店主の森静雄さんが研究を積み重ね考案した「ジャンボプリン」がそこにはある。

 名前の通り、通常の2.5倍ほどある型から生み出された存在感。数秒タイミングを伸ばすだけで別物になってしまうという、1時間かけて煮詰められた琥珀色に輝くカラメル。材料に添加物は一切使われていないため、毎日お店でその日の分が仕込まれている。