地下ライブは儲けがないということは劇場に支払うお金を極限まで切り詰めなければならなく、舞台などないお笑いをやるには悪条件な設備の殆ど整っていない会議室のようなところで力業でお笑いライブをやる事が多い。センターマイクがなかったり、照明がちゃんと暗くならない、音響も音質は最低ランクなので、演出に頼る事がなかなかか困難なためその人自身が面白くなっていく傾向が強い。

 地下ライブに出演している地下芸人は異常に女性に飢えているために、女性スタッフがいると異常に目を光らせて頑張って話しかける。普段あまり女性と話してないので、無理やり感の強い会話になり女性は警戒しながらも仕事だから嫌々対応し続けるが、空気を読むことが出来ないので地下芸人は延々と女性スタッフに話しかけ続ける。女性スタッフがトイレで席を外して戻ってきても、まだそこには続きを話そうと待っている地下芸人がいる。

 しかし、いつの日かその女性スタッフはそこの地下芸人と付き合い始めたりする。ただ、よく話しかけていた芸人とは違う地下芸人と付き合っている。もちろん地下芸人全員が当てはまるわけではないが、こういう芸人もそれなりにいるという事です。