一方、横浜Eは第10節・静岡BR戦は引き分け。前半15-8と優位に試合を進めるも、終盤に逆転を許しながらも、すぐさま同点に追い付いた。だが、79分に小倉がPGを外して22-22でノーサイドを迎えた。

続く、三菱重工相模原ダイナボアーズとの神奈川ダービーでは、強風にさらされた風下の前半に3トライを献上。5-21とビハインドを背負う展開となるが、横浜Eは慌てず騒がず。風上に立った後半で怒涛のアタックを見せた。44分田村のPGで3点加点すると、46分には田村が追い風を生かして50:22。そしてラインアウトモールからNo8シオネ・ハラシリがトライを奪った。56分インゴール手前でのラインアウトは乱れるも、LOリアキマタギ・モリがインゴールでボールを確保、田村のGが決まり22-21と逆転する。その後も横浜Eは攻め手を緩めず、65分マレー、77分ブルア、80分小倉とトライを重ね、相模原DBの反撃はシャットアウト。41-21でボーナスポイントを手繰り寄せた。

試合後、沢木監督は「前半は風下で、思っていたよりも風が強くて、選手たちは我々のプレーではないことをやってしまった。ああいう展開になると相手が勢い付いてくる。チームが成長したと思ったのは、後半はしっかりと自分たちがコントロールして、自分たちのスタイルのラグビーに戻せたところ。ただ前半のゴタゴタを前半の内に修正するぐらいの修正力を身につけないとトップ4と戦う時には命取りになる。今日は本当にいい経験だったと思う」と前向きなコメントを残した。

2位・S東京ベイ×3位・横浜E、プレーオフを見据えた決着戦がキックオフ!!
(画像=梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)(C)JRLO、『ぴあエンタメ情報』より引用)

CTB梶村祐介主将はS東京ベイ戦に向けて、次のような抱負を語った。
「ショートウィークで準備する期間も少し短くなるので、しっかりと週明けから全員でいいスタートを切りたい。クボタに対してフィジカルのところでしっかり勝っていかないとゲームを進めていけないと思う。第2節では引き分けで終わっているので、次の試合はしっかり勝ち切れるようにチーム全員で準備していきたい」

両軍の試合登録メンバーは以下の通り。
【S東京ベイ】
1海士広大、2マルコム・マークス、3松波昭哉、4ルアン・ボタ、5デーヴィッド・ブルブリング、6青木祐樹、7ピーター・"ラピース"・ラブスカフニ、8ファウルア・マキシ、9谷口和洋、10バーナード・フォーリー、11木田晴斗、12立川理道、13ハラトア・ヴァイレア、14根塚洸雅、15ゲラード・ファンデンヒーファー、16スカルク・エラスマス、17紙森陽太、18オペティ・ヘル、19ヘル ウヴェ、20玉置将也、21藤原忍、22テアウパ シオネ、23金秀隆

【横浜E】
1岡部崇人、2庭井祐輔、3杉本達郎、4コリー・ヒル、5リアキマタギ・モリ、6ミッチェル・ブラウン、7嶋田直人、8シオネ・ハラシリ、9ファフ・デクラーク、10田村優、11竹澤正祥、12梶村祐介、13ジェシー・クリエル、14イノケ・ブルア、15小倉順平、16川村慎、17安昌豪、18津嘉山廉人、19ソセフォ・ファカタヴァ、20コーバス・ファンダイク、21山菅一史、22南橋直哉、23エスピー・マレー

果たして、S東京ベイがえどりくで15連勝を飾るのか、それとも横浜Eが勝利しポイントを詰めてくるのか。『NTTリーグワン2022-23』第12節・S東京ベイ×横浜Eは3月18日(土)・江戸川区陸上競技場にてキックオフ。試合後には前節リーグ通算100試合出場を達成した立川のセレモニーイベントを実施予定。チケットは残りわずか。


提供元・ぴあエンタメ情報

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