転職活動の中でも、「面接」に苦手意識を持っている女性は多いはず。実際に転職活動を経験した人の中にも、せっかく書類選考を通過したのに、面接で落とされてしまった経験があるという人は少なくないのではないだろうか。

では、転職活動で面接がうまくいかない女性に共通することはあるのだろうか? キャリアカウンセラーの水野順子さんにお話を伺った。

面接で絶対に避けたいNG行動5つ

面接

「書類選考をした上で面接に呼ぶことが主流と考えると、書類上は企業の採用の必須条件をクリアしている可能性が高いと言えます。にもかかわらず、一次面接が通過しないことが続くということは、基本的な面接マナーや面接姿勢が不足している可能性がありますね」と水野さん。

特に、下記の5つのポイントは働く女性たちがやってしまいがちな、面接NG行動だという。

NG1.

「即戦力」にならない印象を与えている

「中途採用では即戦力として人材を採用する狙いがあります。ですから、身だしなみや言葉遣い、挨拶と言った会社員として基本的なマナーは教えなくてもできていることが大前提。また、『分からないことだらけですが教えてください! 頑張ります』という 新卒のようなアピールをしてしまう女性が多いのですが、中途の面接なら、今の自分に何ができて、どう会社の役に立てるのかを説明 しましょう」

NG2.

臨機応変なコミュニケーションが取れない

「転職後には、 新しい環境にスムーズに溶け込むことが求められます 。ですので、その場の環境や雰囲気に合わせた対応や、コミュニケーションが取れそうだと人事に思わせることは非常に重要。面接では緊張してしまってまともに話せないという女性もいるのですが、普通に会話をするつもりで、 相手の質問の意図に沿った回答をする必要 がありますね」