「ソフトなイメージの真鍋ですが、実は右寄りの言動が多い。かつて自衛隊の総合火力演習に足を運び『日本人でよかった!』とツイートしたことがありますし、保守派の言論人が集う『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)にもたびたび出演。自民党の女性議員が公用車で子どもを送り迎えして批判を受けた際、これを擁護したこともあれば、『TVタックル』(テレビ朝日系)では、安倍氏の国葬に反対する人々について『脅迫するくらいイヤなことなのか』『野党が国葬にされるとマズイと思うことはなんですか』と、述べています」(同上)
横浜国立大学出身の真鍋は、いわゆる“インテリ枠”での仕事も多いタレント。しっかり自分の意見を言えるのは流石だが、保守層にすり寄ることにはメリットも多いという。
「右寄りの発言を繰り返せば、何かと仕事が増えるのは事実です。講演会やセミナー、政治家や実業家との対談、公共系のキャンペーンのイメージキャラクター、自治体などの広報への起用、政府系の委員など、オイシい仕事は山ほどある。与党から出馬して議員になってしまうパターンもあります。そもそも左寄りの発言が多いタレントは大企業にも煙たがられますしね。
真鍋の発言を見ていると、狙っているのは“主婦代表”のポジションでしょう。昼の情報番組のコア視聴者層は主婦とシニアですから、保守的な主張が歓迎される。くわばたりえ、山口もえ、北斗晶あたりもそうですが、主婦の代弁者として起用される芸能人は、どうしても発言が保守的にならざるを得ない。そういった意味では、真鍋の発言は読者のニーズに応えたものという見方もできます」(芸能事務所関係者)
生きていくためには魂も売るのか、それとも“マジで”言っているのか……。