また、会見の中盤では、深川演じる由真が“特捜班2年目”というシチュエーションにちなんで、入社2年目の同局社員から寄せられた悩みに答える相談コーナーも登場。ところが、集まった相談の中に、深川同様、昨シーズンから加わった向井の悩みが紛れこんでいることが発覚した。

 向井は「大人気シリーズにまたチームの一員として参加できること、すごくうれしいです」と喜びを明かしつつ、「(劇中で)僕が使っているタブレット、最新のものに変えられませんか? 重たくて、手がプルプルしてしまいます(笑)」という相談を寄せたが、井ノ原は「田口さんは『9係』以来17年間、同じ手帳を使っているので、2年目ではまだまだ。プルプルしないように筋トレしてほしい」と、その提案を一蹴するも「彼も本当に続投を喜んでいて、初日もすごく張り切っていました。衣装合わせをするたびに僕に写真を送ってくるので、“今年も頑張ろうね”みたいなやりとりをしています」と、後輩との心温まるエピソードを披露。羽田も「向井くんはいつも一生懸命なので、“もうちょっとこうしてみたら?”と、ついおせっかいを焼きたくなっちゃう」と笑顔を見せた。

 さらに、会見では「もはや家族みたいな間柄。お互いの好き嫌いも把握している」という井ノ原のメンバーに対する愛情発言を皮切りに、“家族”というキーワードがたびたび出現。記者からの「特捜班メンバーを家族に例えるならどんな構成?」というむちゃぶり質問に、深川は悩んだあげく、“吹越満と田口浩正が父母、井ノ原はお兄ちゃん、羽田がお姉ちゃん、中村がおじいちゃん”という意外すぎる分析を展開。これには吹越と田口が「オレたちが夫婦ってこと?」とツッコミを入れ、一同は大爆笑。