加治は、“女が俺を裏切っても肉と油は常に俺を幸せにしてくれる”と悟りを開いてしまった保ケ辺勉に扮(ふん)する。体形は大きけれど、その分、ユーモアと包容力が人一倍ある保ケ辺について「加治将樹にぴったりな役だと運命を感じ、うれしい気持ちと同時に保ヶ辺さんの食生…完全再現だよな…と体が心配になり、撮影に入る前は健康に気を使った食事を心がけました」と率直な感想を述べつつ、役作りにも余念がない。加えて、「保ヶ辺さんは何かと濃い人物なので、演じる私も濃厚なチーズのように今作に絡んでいきたいと思います。そんな濃厚チーズカロリー高めな私の芝居もがっぷりと受け止め調理してくださる超一流シェフのような鞘師里保さん。本当に懐の深い方で、鞘師さんと作るシーンは心底楽しませてもらってます。鞘師さんが演じる面堂露は絶品です。『めんつゆひとり飯』の世界ぜひご堪能ください」と手応えを明かしている。
また、面堂の後輩で大食いな保ケ辺に恋し、彼のの気をひくために小食ながら必死に食らいつこうとする白田舞役の岡本は、「おいしいご飯に癖の強い登場人物たちの愉快なやりとりがたまらないな〜と。ゆるくて楽しい作品に携わりたかったので、巡り合うことができて光栄です!」とコメント。「鞘師さんは、かわいいです。ほんとにかわいい。同い年ということが、発覚した時に2人で盛り上がりました! 現場を通して仲良くなれたらうれしいなぁとひそかに思っています」と期待を寄せる。