デヴィッド・F・サンドバーグ photo : Anthony Harvey/Shutterstock
『THE BATMAN−ザ・バットマン−』(22)、『ジョーカー』(19)など数々の大ヒット作を生み出してきた DC最新作『シャザム!~神々の怒り~』。3 月 17 日(金)に日米同時公開された本作だが、辛口映画評論サイト「Rotten Tomatoes」では、監督であるデヴィッド・F・サンドバーグのキャリア史上「最低の批評家スコア」となってしまった。
サンドバーグ監督といえば、これまで『アナベル 死霊人形の誕生』『ライト/オフ』などのホラー映画を手掛けてきた。そんな彼は、DC映画『シャザム!』で監督を務め、続編でもメガホンを取った。しかし、この続編が、自身のキャリアで「最低の批評家スコア」を得た後、これ以上スーパーヒーロー映画を監督するつもりはないと述べた。
先日、サンドバーグ監督は、ツイッターのスレッドで「Rotten Tomatoes」のスコアの低さと興行収入の低さの両方に言及。「Rotten Tomatoesでは、同じ映画で最低の批評家スコアと最高の観客スコアを獲得した」「批判的に1作目の再現を期待していたわけではないけど、それでも良い映画だと思うので、少し驚いている。まあ、いいか」とつづった。さらに「以前から言っているように、ぼくはホラーに戻ることをとても熱望している(新しいことに挑戦することも含めて)。『シャザム!』の6年間を経て、今のところスーパーヒーローは間違いなく卒業したんだ」と続けた。
そして、「はっきりさせておきたいのは『シャザム!』映画を作ったことを1秒たりとも後悔していない。多くのことを学び、本当にすばらしい人たちと一緒に仕事をすることができた。この2本を監督できたことは、永遠に感謝します!」と感謝の気持ちもつづっている。