2021年2月に同グループ公式YouTubeチャンネルで行った生配信で、「餓鬼」の意味を聞かれた春名が「魑魅魍魎」と答えようとしたところ、誤って「穢多非人みたいな感じのやつ」と蔑称を用いて回答。

 その後、これを所属するスターダストプロモーションが重く受け止め、活動自粛を発表。約1か月後に活動を再開した春名は、インスタグラムで「芸能活動を自粛させていただいている期間に、専門機関のサポートを受け、多くのことを学び、実際にお話を聞いたり、実際に見て感じて、自分の知らないことをたくさん知りました」と再発防止に努めていたことを明かしていた。

 東海オンエアはさておき、このような騒ぎは、配信者がその言葉の意味や語源を十分理解していないケースが多い。

 本人の勉強不足はもちろんだが、ネット上ではテレビで放送禁止用語に指定されているような差別発言をあえて軽いノリで使い、ネットスラング化させる風潮が半ば定番化。そのため、一般用語と差別用語の区別がつきにくくなっていることも問題といえそうだ。