「実はテレ朝サイドは、ホランを一本釣りするにあたり、相場の2倍のギャラを提示したと言われています。『フシギの会』の制作チームは、同じく一茂が出演している『ザワつく!金曜日』と同じのため、年末恒例番組として定番化している『ザワつく!大晦日』でホランを特別ゲストとして登場させることもできる。また『ザワつく!』は一茂、石原良純、高嶋ちさ子の言いたい放題ぶりを司会のサバンナ・高橋茂雄らがさばいていくトークバラエティだが、『フシギの会』では一茂や出川の無神経発言にホランが冷徹に切り返すやり取りも見せており、『ザワつく!』メンバーのコントロール役も期待できる。ホランの“回し”力が注目されることになりそう」(同)

 ホランがテレビ朝日側に傾いているとの指摘も……。

「もともとホランは歌手志望で、その後は俳優志望に。だがそれもパっとせず、『自分には才能がない』と今では演技の仕事からは遠ざかっているが、『Nスタ』への貢献度からか、2019年には『ノーサイド・ゲーム』の第3話にゲスト出演したことも。演劇の勉強のために留学した過去もあり、演技への情熱は強い。テレ朝は、この4月から日曜午後10時台にABCテレビ制作の枠を新設したほか、昨年10月に新設した火曜9時台の枠は1年での放送作品を4本から5本に増強するとも報じられるなどドラマに力を入れており、ホランを俳優として起用するという“オプション”も提案できる。キャスターイメージの保持を期待されているTBSとは違い、テレ朝でなら、伸び伸びと演技に再挑戦できるかもしれない」(芸能記者)