「二度の単発特番での放送後にレギュラー化した『ニンチド調査ショー』は、フットボールアワー・後藤輝基とのW司会となるゴールデンでのクイズバラエティで、家族で見られる手堅いつくり。一方、『フシギの会』は出川哲朗、長嶋一茂、ホランという座組の深夜バラエティですが、昨年末には年越し特番がつくられ、今年1月にも2時間スペシャルがゴールデンで放送されるなど、テレ朝がかなり力を入れている番組。この4月からは名物番組だった『タモリ倶楽部』の後継枠に移動となるのも期待の現れですが、こちらもゆくゆくはゴールデンでのレギュラー化を目指しているとみられます」(テレビ関係者)

 だが、ホランの“バラエティ化”にTBS側は眉をひそめているという。

「TBSは『Nスタ』のキャスター業をきっかけに、2021年には衆院選の開票番組『選挙の日』でフィールドキャスターを務めてもらうなど、ホランには“かたい”イメージで活躍してもらおうとしています。なにせ2021年の日曜劇場『日本沈没ー希望のひとー』ではナレーター役に抜擢したぐらいですからね。TBSの他のレギュラー番組も、イベント情報番組の『ミルベキ!』と、徹底してキャスターイメージを壊さない方針。なのでTBSとしてはバラエティへの出演は控えてもらいたいのが本音。とはいえ、ホランはもともとバラエティが大好きで、報道のイメージに縛られるのを嫌っているところもあり、テレ朝でのバラエティオファーを次々と快諾した」(同)

 ホランといえば、週刊誌に「2022年の推定年収4億円」と昨年末報じられたことを受けて、今年1月には「どう頑張ってもそんなに稼いでない」と否定しつつ、「どうやっても届かないとは思うんですが、年収4億円の女になれるように頑張りたいと言いたい!」と意気込みを見せ、笑いを取っていたのも記憶に新しい。